元AKB48でタレント高橋みなみ(32)が10日、都内で、ひきこもりに理解がある地域社会の実現を目指す厚生労働省主催「ひきこもり VOICE STATION フェス」に、演出家宮本亞門氏、タレントゆうたろうらとともに参加した。

TOKYO MX「ひきこもりボイスTV」とのコラボ企画で、同番組でもパーソナリティーを務めた高橋は「知ることで学びの連続でした」などと話し、宮本氏やゆうたろうとのトークを繰り広げた。宮本氏やゆうたろう、参加者の体験を聞き、高橋は「学校のあり方、根本の部分が(問われる)」「仲間や居場所って大切なんだなあ」「もっともっとひきこもりのことを知ってほしい」などと感想を語っていた。

高校時代にひきこもりを経験したという宮本氏は「約1年間、ずっと部屋に閉じこもっていました。自分を大否定してしまった」、中学1年から不登校生活を送っていたというゆうたろうは「元をたどれば小学生のころ、みんなと一緒の行動をしなきゃいけないことに疑問を持ちました」とし、制服を着ることも苦痛だったことを明かした。