秋元康氏が総合プロデュースする11人組アイドルグループ「WHITE SCORPION(ホワイト スコーピオン)」が10日、東京・ダイバーシティプラザフェスティバル広場で、4枚目のデジタルシングル「雑踏の孤独」リリースイベントを開催した。

1月にリリースした「コヨーテが鳴いている」、2月リリースの「非常手段」をパフォーマンスし、大歓声を浴びた。ACE(エース=17)のMCで、メンバー全員が自己紹介。グループ最年少でセンターのHANNA(ハンナ=15)は「今日はとてもぽかぽかなので、すくすくとパフォーマンスができそうです」と笑った。NAVI(ナビ=20)が流ちょうな韓国語であいさつするなど、特技も披露した。

続いて昨年12月リリースのデビュー曲「眼差し Sniper」を披露。ファンへのプレゼント抽せん会を実施し、イベント開催や出演などの告知をした後、4月7日に5枚目のデジタルシングル「Satisfaction graffiti」をリリースすることも発表した。HANNAは「いつもの曲とはまた不雰囲気が違って、テンポ感も全然違くて」と説明し、「“さっそう感”のある楽曲になっています。ぜひお楽しみください」とサムアップしてアピール。メンバーから「“疾走(しっそう)感”ね!」とツッコまれ、笑いを誘った。

4月7、13、14日には同曲のリリースイベントも開催するという。ACEは「来月は皆さんとたくさん会えるので、たくさん会いに来てくださいね!」と呼びかけた。ラストは「雑踏の孤独」をパフォーマンス。HANNNAは「暖かい中、たくさんの方に来ていただいて、パフォーマンスができてすごくうれしいです」と感謝し、「これからはサマーフェスとか、大阪とか地方にも行きたいですし、ワンマンライブもやいりたいです。皆さん、ついてきてください!」とアピール。大きな拍手を浴びた。

同グループは、アイドルプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」オーディションを経て昨年10月に結成。メンバーはコンサートや握手会などのリアルな場と、メタバース空間やそのほかオンライン上などのバーチャルな場の両軸で活動を展開する予定だ。昨年12月リリースのデビュー曲「眼差し Sniper」のMVは池田一真監督がメガホンを取り、櫻坂46や日向坂46の多くの曲を手がけてきたダンサーのTAKAHIROが振り付けを担当。公式YouTubeチャンネルでの再生数は430万回を超えている。