昨年8月に千葉県八街市議選で初当選したダンスボーカルユニット「EE JUMP」元メンバー後藤祐樹氏が18日、X(旧ツイッター)を更新。格闘技イベント「BREAKING DOWN(ブレイキングダウン)」出場経験者の相次ぐ逮捕に対する自身の投稿に対する一部の声に対し、真意を説明した。

後藤氏は「俺が悪い事は悪いと投稿すると過去の犯罪についてツッコミしてくる方いますが、だからこそ言ってるんですよ」と記述。自身の過去の事件について指摘してくる一部の人たちに呼びかけた。

そして「BDは前科者や過去にヤンチャしていた方が活躍できる場です。BDに出て注目されれば知名度を得て有名になる事もできる。その反面で悪い事をすれば同じように注目されてしまうのは分かること。カメラの前だけで一定の秩序を守ってやるからこそ成り立つわけで、プライベートで同じことをしたらどうなるか大人なら分かる。俺も過去に同じような過ちを犯したからこそ言っているんです」と述べた。

続けて「連日BD選手が逮捕されている報道がされている中で同じことをするからです。他人の人生だから関係ないと言えばそれまでですが、ただただもったいないですよね」とした。

同イベントに「サカキマキオ」として出場した沖山幹浩容疑者(28)が18日までに、東京・新橋のガールズバー店長の顔面にハイキックをして、飲食代金など12万2800円を支払わずに逃走したなどとして、警視庁愛宕警察署に強盗の疑いで逮捕されたことが判明。

自身も同イベントで闘ったことがある後藤氏はこの日、この件を報じる一部メディアの記事を添付。「ここまで続々と逮捕者が出るのも驚きだけど、無銭飲食に加え暴行まで… これだけ傷害だの脅迫だので周りの出場選手が逮捕されているのに、自分だけは大丈夫だとでも思っているのかな」と記していた。

BREAKING DOWN出場選手をめぐっては、「ー11」で行われた喧嘩自慢決定戦で優勝を果たした「チーム大阪」のメンバーを含む複数の関係者らが恐喝容疑で逮捕されたと、チーム大阪の監督である瓜田純士とノッコン寺田が6日、それぞれのYouTubeチャンネルで報告。16日には別の出場経験者が傷害容疑で逮捕されたことが複数のメディアで報じられたばかり。