アニソン歌手でモデルの春奈るな(32)とスタッフが30日、インスタグラムを更新。感染性腸炎による体調不良のため、翌31日に大阪で出演を予定していたゴシック&ロリータブランド「RoyalPrincessAlice」の10周年お茶会への出演を急きょ、見合わせると発表した。

春奈は「このような形になってしまい、大変申し訳ございません。皆さまとお会いできるのをとても楽しみにしていたので、残念な気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです。ご迷惑とご心配をおかけしてしまい、本当にごめんなさい」と謝罪。スタッフも「出演を楽しみにしてくださっていたお客様には多大なご迷惑、ご心配をおかけ致しまして誠に申し訳ございません。イベントにご参加で、ご希望のお客様には、日を改めてささやかながらプレゼントをお贈りさせていただきます」とした。

春奈は12年5月にアニメ「Fate/Zero」第2期エンディングテーマ「空は高く風は歌う」でデビューし、「ソードアート・オンライン」「<物語>」「冴えない彼女の育てかた」といった、人気シリーズを中心に、多くのアニメ作品のテーマソングを担当。21年には中国の短文投稿サイト微博(ウェイボ)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ日本人、日本企業などを表彰する「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」でアニソンシンガー賞を受賞するなど、国内外で人気を集めている。

また、16年からウェディングドレスブランド「LUNAMARIA」のデザインプロデュースを手掛け、22年6月30日に都内で第7弾の新作ドレス5着を発表した。ただ、直後の同年8月15日に「デビュー10周年。そして30歳という節目のタイミングで、前向きにこのような決断をさせていただきました」と、当時の所属事務所を退社。独立し、フリーで活動している。