7人組女性アイドルグループ、CANDY TUNEが27日、東京・豊洲PITで結成1周年記念ツアーの最終公演を行い、人気曲「キス・ミー・パティシエ」の今夏のCD発売を発表した。

ライブのアンコールで木村ミサプロデューサー(P)が登場してサプライズで結成1周年を祝う手紙を読み上げ、最後に「P.S.今年の夏は『キス・ミー・パティシエ』CDリリースが決定しました!おめでとうございます!」と発表。会場は大歓声に包まれた。

メンバーも涙する中、木村Pは「1周年なんですけど今年の夏も駆け抜けて2年目もキャンチューらしくいきましょう」と声をかけた。「キス・ミー・パティシエ」は昨年3月のデビュー時に披露した4曲のうちの1曲。SNSなどでも高い人気を誇り、メンバーらの思い入れも強かった。小川奈々子(24)は「この曲で私たちを知ってくれた人も多いんじゃないかなと思います。もっとグループも盛り上げて(事務所の所在地の)原宿から世界へいけるように、今年の夏も楽しみにしておいてください!」と呼びかけた。

ツアーは3月から名古屋、福岡、大阪と3都市をめぐってきた。「hanamaru」「ナナイロプロローグ」「きゅきゅきゅキュート!」のほか、アンコールでは新曲の「エトセトLOVE YOU!」も披露。全16曲をパフォーマンスし、会場を沸かせた。

グループは、きゃりーぱみゅぱみゅらが所属する芸能事務所、アソビシステムが手がけるアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」の第3弾として昨年3月に誕生。オーディションは行わず、紹介やスカウトなどで、小川や元HKT48の村川緋杏(24)、宮野静(21)、立花琴未(21)、南なつ(22)、福山梨乃(26)、桐原美月(21)の7人で結成した。

「KAWAII LAB.」のグループは、事務所の所在地かつ多様なカルチャーの発信地でもある「原宿から世界へ」をコンセプトに活動しており、先輩グループには、昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞に輝いたFRUITS ZIPPERがいる。