ジャニーズ事務所所属の風間俊介(32)が8日、東京・新宿バルト9で行われたアニメ映画「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」の舞台あいさつに出席した。主人公武藤遊戯の声を演じた。

 映画は4月23日に封切られ、7日までの15日間で31万人以上を動員した。「こうやって大ヒット舞台あいさつができるのも皆さんのおかげです。今日は皆さん、初日を上回るくらいの盛り上がりですね。回を重ねるごとに盛り上がりが増している気がします」と笑顔であいさつすると、大きな拍手を浴びた。

 声優初挑戦となった林遣都(25)は「遊戯王は僕も世代ど真ん中で、子供のころに見ていました。女性キャラの刺激が結構強いんですよ、孔雀舞とか。当時、結構興奮していたんです」と告白。声優の高橋広樹から「(真崎)杏子も意外とボインだしね」と同調されると、「そうなんです。でも今回見ていて、ちょっと物足りなく感じてしまっている自分がいて、大人になったなと思いました」としみじみと話した。しかし、林の妹を演じた声優花沢香菜からは「お兄ちゃん、何言っているんだろう…」と引かれていた。

 ゲスト声優として、ケンドーコバヤシとジャングルポケットの3人も出演した。コバヤシは「一番の見どころはアニメとは違って、毛利小五郎が大活躍するところ」と、突如ライバル作品「名探偵コナン」のキャラクターの名前を挙げた。大慌てした風間から「ちょっとちょっと。ビックリした~! 一番戦っていかなきゃいけないところじゃないですか」と指摘されると「すみませんでした~!」と絶叫して土下座していた。

 イベント最後に風間が「このお祭りを終わらせたくありません。もっともっと盛り上げて、まだまだお祭りを続けましょう!」と締めくくると、再び大歓声を浴びた。