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女性噺家に挑戦したミムラが弟子入りを熱望した大物俳優とは?
2008年05月14日 16時53分 [舞台挨拶]
3年ぶりに映画主演を務めるミムラ

伝統芸能の世界に夢を抱いて飛び込んだ女性の姿をコミカルに描いた『落語娘』の完成披露試写会が行われ、3年振りに映画主演を果たしたミムラが舞台あいさつに登場した。

本作でのミムラは、確かな実力を持っているのに破天荒な行動ばかりとる師匠のもとで、昇進を目指して修行を重ねる見習いという役どころ。奔放な性格が祟って舞台に上がることを禁止された師匠が、再起をかけて“演じると呪われる”いわく付きの演目に挑戦しようとしたことから騒動に巻き込まれるというストーリーの中で、幼いころからの夢をかなえようとひたむきに努力する女性の姿を演じている。

撮影前は「落語好きの人に見られたらどう思われるか不安だった」と未知の分野への挑戦に心もとない気持ちを感じていたというが、「共演陣やスタッフの作り出す空気感の中に飛び込んでいくような気持ちで参加したことで、自分の中に残せるものができた作品になった」と、久々の映画出演である本作での自分自身を振り返った。また、「この人の弟子という役柄になれるなら」と出演の決め手になったという師匠役の津川雅彦に対して「中原俊監督と津川さんが話していると、俳優だけではないいろいろな目線で会話されていて、監督が2人いるような感覚だった」と現場でのエピソードを披露。作品のために猛練習したという落語についても「シンプルなものを繰り返し再編していくという中で、話の面白さや新鮮さが保たれている際限の無いすごく奥深い芸」とその魅力の一端を語り、「作中の舞台で演じているところにも注目して見てほしい」と作品をアピールした。

とっつきにくいイメージを持たれがちな伝統芸能の世界を、若者の成長物語やホラーといった要素も交えながら軽妙な語り口でつづった本作。親しみやすい庶民の娯楽の再発見を楽しんでみてはいかがだろうか。

『落語娘』
晩夏 シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

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