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子どもだけでなく、世代を超えて愛されている『アンパンマン』。今年が、テレビアニメ『それいけ！アンパンマン』の放送20周年、そして現在公開中の映画『それいけ！アンパンマン　妖精リンリンのひみつ』が映画20本目とのことから、アンパンマン映像化20周年パーティーが開催され、生みの親であるやなせたかしがアンパンマンの山車に乗って着ぐるみたちとともにパレードに登場した。

パーティーの直前に行われた会見には、やなせたかしのほか、アンパンマンの声を演じる戸田恵子、名犬チーズの声を演じる山寺宏一も登場。やなせは「当初、1年はやりたいと言っていたのがいつの間にか20年になった。今ごろ引退して海外で遊んでいるはずが、来年90歳となる今、現役で仕事をしているとは思わなかった」と自身も信じられない様子。他の二人も、「この20年で見た目は変わりましたが（笑）、アンパンマンに対する気持ちは変わらず、ファミリーが1作1作結束してこの20年やってきました。アンパンマンを演じられるのは、神様から頂いた宝物です」（戸田）、「始まったころは新人で、まさか20年も『アンアン〜』（名犬チーズの鳴き声）を言ってるとは！　健康に注意して、20年、30年がんばります！　『アンパンマン』はご飯と一緒で私の一部なので、例え何があってもやります！」（山寺）と、20年間続けてきた“アンパンマン”への愛着を語った。

パーティーでは、戸田が20年を記念して作られた“ありがとう”記念ソングを歌い、会場には32種類に及ぶ着ぐるみが登場するなど大盛り上がり。国民的キャラクターの20周年に、集まった大人たちも満面の笑顔を見せた。

『それいけ！アンパンマン　妖精リンリンのひみつ』
公開中

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