タレントweeker

ジャニーズの俳優・生田斗真が、今秋上演される舞台｢グリース｣でミュージカルに初主演！　9月3日、共演の屋良朝幸や神田沙也加、藤本美貴らとともに、都内で制作発表が行われた。

1972年、ブロードウェイでその幕を開けた、ミュージカル「グリース」。若者を中心に絶大な人気を集め、当時の上演回数記録を塗り替えるほどの、異例の大ヒット作となった。またその人気は、映画界にまで波及。ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンの主演で映画化された『グリース』に、自分の青春時代を重ね合わせたという人も多いだろう。生田も、「リアルタイムで観ていたお父さんお母さんたちが、今度はお子さんを連れて観に行く。そんな世代を超えた楽しみ方ができる、素敵な作品だと思いますね」と本作の魅力について語った。

物語の舞台は、1950年代のアメリカ。高校生のダニー(生田)は、お嬢さまのサンディ(神田)と恋に落ちる。しかしそれはひと夏だけの恋。サンディの前では純朴な青年であるダニーも、学校に戻れば不良グループのリーダー。夏とともに、ふたりの恋も終わりを告げる、はずだった。ダニーの通うハイデル校に、サンディが転校してくるまでは……。ケニッキー(屋良)ら仲間の手前、サンディへの気持ちに素直になれないダニー。ピンクレディースのリーダー・リッゾ(藤本)に恋のアドバイスを求めるサンディ。果たして、タイプの違うふたりの恋のゆくえは……。

ダニーとの共通点を聞かれた生田は、「やっぱり男なら、誰しも好きな女の子の前ではカッコつけてしまうと思うんです。僕もわりとカッコつけたがりなので(笑)、これを観た男子諸君にも、『わかるよ〜、生田斗真』って思ってもらえたらいいですね」と、コメント。キュートなミニスカート姿で登場した神田は、「ブロードウェイで観たサンディが、本当にお人形さんのようにかわいくって！　私もあのサンディに負けないよう、かわいいお嬢さまになれたらと思います！」と意欲を見せた。リッゾ役と自分のことを、「周りの人にも言われるんですけど、すごく似てるなって思うんです。違うのは、ピンクレディースじゃないことくらい(笑)」とは藤本。ファンには嬉しい、素のミキティが感じられるような舞台になりそうだ。これまでも生田との共演を重ねてきた屋良は、「斗真はすごく芝居に対して熱いんです。今回はその相乗効果で、よりよい作品がつくれたらと思いますね！」と熱く語った。ほかにPaniCrewの植木豪や、赤坂泰彦らが出演する。

ミュージカル｢グリース｣東京公演は、10月20日(月)から11月4日(火)青山劇場にて、大阪公演は11月14日(金)から17日(月)シアターBRAVA!にて上演される。チケットは9月6日(土)一般発売開始。

取材・文：野上瑠美子

※＠電子チケットぴあ(WEB)での販売はありません。お取り扱いは電話、店頭のみ。

• 公式サイト