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3月15日(日)に開催される格闘技大会『クローズZEROII公開記念 THE OUTSIDER SPECIAL』の記者会見が25日に行われ、同大会の実行委員長を務める前田日明と映画『クローズZEROII』共同プロデューサーの佐谷秀美が意気込みを語った。

『THE OUTSIDER』は、いわゆる不良と呼ばれる若者の更生と、優秀な選手をプロデビューさせることが目的で、昨年3月の旗揚げ以来、今回で5回目を迎える。旗揚げのキッカケを「4年前に見た今のOUTSIDERと同じコンセプトで行われた九州の天下一武道会」と明かした前田は、「米国に比べ、日本は一度道を外してしまった若者に対して厳しいので、そういった若者にチャンスを与えたかった」と大会の意義を熱心に話した。
4月に封切られる映画『クローズZEROII』でメガホンを取った三池崇史監督がTHE OUTSIDERの熱狂的ファンということもあって、大会と映画のコラボレーションが実現。前田が実際に撮影現場で格闘技の指導をしたり、THE OUTSIDERで活躍する選手が作品に出演する一方で、大会当日は三池監督や俳優やべきょうすけら映画出演者が参加するなど様々な形でコラボが実施される。

前田は同じく不良を題材にしているとの理由から映画にも共感を覚えた様子。「作品を見て自分の10代の頃を思い出し懐かしくなった。僕らの頃は映画と同様に自分の拳でNo.1になるのが栄誉だった」と目を細め、佐谷も「今回は前作よりパワーアップするために、前田さんに協力していただいた。今の若者たちに対して原作が発信する内容と、『THE OUTSIDER』の精神が非常にマッチしている。映画に出演した役者もリングの上で戦う若者たちも熱い何かを伝えようと輝いているし、それを伝えることができれば」とタッグを組んだ目的を語った。

また、過去4回大会のDVDがリリースされることも発表され、会場の両国国技館で試合当日に先行発売される。一般発売は5月を予定しており、価格は各巻(全4巻)3990円(税込)。なお、当日の試合は全20カードを予定しており、先立っていくつかのカードが発表された。

今回発表された対戦カード

“関東伝説チーマー KGB元幹部”千葉の鬼夜叉”内藤裕
“レジェンドオブ池袋ウエストゲートパーク　リアル刃牙降臨”渋谷莉孔

“渋谷杉浦グループ　クランチ杉浦代表のリーサルウェポン”山田史博
“法曹界の最強弁護士　人権派柔術弁護士”堀鉄平

“封印解放　アウトレットブルース”川村勝
“九州天下一の重量戦士　天神のラスボス”出田源貴

“不適合アトミック死神グラップラー”神風飛丸
“北海の頑固一徹”大谷匡弘

“寝ても立ってもフルボッコ　取手の拳帝”幕大輔
“顔面美容整形マシーン”中村俊太

“津田沼のピットブル”小林聖人
“濱の勇二”高垣勇二

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