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韓国映画界の鬼才キム・ギドクが原案と製作を手がけた話題作『映画は映画だ』(チャン・フン監督)の公開初日、ヤクザ“ガンペ”役の主演ソ・ジソブが新宿・ミラノ1で行われた舞台あいさつに登壇した。ジソブが本作のプロモーションで来日するのは、ジャパンプレミアに続き2度目。もう一人の主演、映画俳優の“スタ”役、カン・ジファンも2度来日を果たしており、異例の来日ラッシュでも話題となっている。
この日、映画の中から抜け出たような黒のスーツに身を包んだジソブが登場すると、超満員となった会場は、黄色い悲鳴に包まれた。ジソブにとって、除隊後の本格的復帰作となる本作は、「(自分が)演技を愛している人間なのだということを感じさせてくれた作品」だという。“もしガンペではなくスタを演じていたら?”との質問には「違った作品になったと思いますが、ガンペしかやりたくなかったです」とキッパリ。ひときわ光る目の演技が印象的だったことからも、完全にガンペになりきっていたようで、作品と役柄に対して格別な思い入れをうかがわせた。
そんなジソブが今後演じてみたい役はズバリ、「極悪人」だそう。それを聞いた観客からどよめきがあがると、それに動揺したのか明るい役と悪役のどちらを演じたらいいかジソブが問う。客席が拍手で答えるも、「(拍手の量が)同じくらいですね…」とポツリ。客席から、「どちらでも大丈夫です!」と声が上がると、ジソブは「わかりました。与えられた役を一生懸命がんばります」と笑いを誘った。
この日はホワイトデーということから思い出について聞かれると、「いつも撮影現場にいたので特別な記憶はありません。むしろ、今日この場にいることで、新しい思い出ができたと思います」とコメント。司会者が「お返ししないといけない女性が多いですね」と指摘すると、会場を見渡しながら、「心の中では全員にもう返しました!」と話し会場を沸かせた。
日本映画『ゲゲゲの鬼太郎千年呪い歌』や、チャン・ツィーとの共演する次回作、韓中合作映画『ソフィーの復讐』など、海外作品への出演も活発なジソブ。「今後も機会があれば、挑戦し続けたいです。日本作品への出演予定もありますので期待していてください」と嬉しい報告もあった。映画封切りとジソブ来日、そして今後の日本作品への出演予定など、ファンにとって素敵なホワイトデーとなった。
『映画は映画だ』
シネマスクエアとうきゅう他にて公開中
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