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早乙女太一が尾崎豊を熱唱!!
2009年04月20日 17時16分 [ミュージカル・ショー]
舞台「MISSING BOYs」 〜僕が僕であるために〜
舞台「MISSING BOYs」 〜僕が僕であるために〜 (C)阿久津知宏

尾崎豊の楽曲で構成される青春群像劇として話題を呼んでいる舞台「『MISSING BOYs』〜僕が僕であるために〜」が、オープン1周年を迎える赤坂ACTシアターで4月18日、開幕した。囲み取材で「感動します!」(やべきょうすけ)、「十代、二十代だけでなく、私たちのようなアラフォー世代、2世代にわたって楽しんでもらいたい。いろんなものが凝縮された、あっという間の3時間です」(中村あゆみ)等々、興奮気味に抱負を語ったキャスト陣が、熱のこもった舞台を展開し客席を沸かせた。

物語は、鈴木勝秀によるオリジナルストーリー。音楽プロデューサー・ユカワ(やべきょうすけ)はロックバンド“MISSING BOYs”のヴォーカリスト、コウヘイ(早乙女太一)を新たなポップ・スターに育てあげたい野望があった。ライブハウス“OZ”のオーナーのヨーコ(中村あゆみ)の忠告もきかず、コウヘイは、ユカワの巧みな“大人”の理論に陥落し、仲間を捨てる決心をする。だが、レコーディングスタジオ入りしたコウヘイを待ち受けていたのは、骨抜きにされた歌詞と演奏で歌うことで……。

バスケやダンス、そしてロックにエネルギーを注ぎ込む若者たちの姿を、個性的なキャスト陣が生き生きと描きだす。松本まりかの健気な可愛さ、藤本涼のミステリアスなイメージが際立ち、Song Ridersの歌とバスケのパフォーマンス、熊谷和徳のタップダンスも絶品。大衆演劇の女形として妖艶な姿が印象深い早乙女太一がロックシンガーを熱演し、彼が感動的な歌唱力で披露する『15の夜』は、まるで尾崎豊がそこにいるような錯覚さえ覚えるほど。そして個性の強い尾崎豊の楽曲と役者たちを脚本・演出の鈴木勝秀が見事に結びつける。監修には、尾崎豊を育てた須藤晃。また、尾崎と同じ世代を過ごした中村あゆみが重要な役を演じることで、物語にリアリティと深みが加わった。今まさに青春を謳歌している若者が楽しめるだけではなく、40歳を迎えるアラフォー世代を17歳のあの日に連れ戻してくれるパワーに溢れているのだ。

なお、毎回サプライズゲストが登場し、『I LOVE YOU』を披露するのも楽しみのひとつ。初日のゲストは、なんと河村隆一(アルバム『ピアノ』を引っさげての全国ツアーも5月20日(水)より開始)。2幕の冒頭に、旅人という設定で白いシャツにダークスーツで登場した河村に、ゲストの名前を一切好評されていなかった客席は一瞬ざわめいたが、『I LOVE YOU』の演奏が始まると、場内は静寂に包まれ、満員の聴衆は、河村の甘く切ない声に酔いしれた。今後のゲストは、K 、中川晃教、手嶌葵、LISA、坂本美雨、アルベルト城間、INSPi、西野亮廣、アルケミスト、羊毛とおはな、間慎太郎、矢野真紀、井上マーら。さらに、驚きのゲストも用意されているようだ。

公演は5月5日(火・祝)まで、東京・赤坂ACTシアターにて上演中。

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