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映画『GOEMON』のジャパンプレミアが21日、都内で開かれ、主演の江口洋介をはじめ、大沢たかお、広末涼子、ゴリ(ガレッジセール)、要潤、伊武雅刀、奥田瑛二、紀里谷和明監督らが舞台挨拶に登壇し、主題歌を手がけたYOSHIKIも駆けつけた。この日は「天下統一試写会」と題され、全国約190館で同時開催され、計3万5千人が鑑賞。大阪、福岡など9劇場には舞台挨拶の模様も生中継された。

『GOEMON』は、混沌とした戦国の世を自在に駆け抜けた伝説の大泥棒・石川五右衛門をヒーローとして、紀里谷監督が5年ぶりに制作し、すでに世界配給も決定している作品。主人公・石川五右衛門を演じた江口は、「非常にエネルギッシュな作品。今の時代、これを観て血が騒いでもらったらありがたいなと思います」と語った。「このような豪華なメンバーの中で『なぜお前が？』と思われているゴリでございます」と謙虚に挨拶したゴリは、「来年の(米)アカデミー外国映画賞をみなさんが一足先に観ることになるでしょう！　それくらい素晴らしい映画です」と作品の完成度に自信を見せた。今作を3年がかりで作り上げた紀里谷監督は、「とてつもない人数の方々の協力を得て、スタッフ、キャスト1人1人が今までにない高みを目指して、その1点を見つめて作り上げた作品です。子供はいませんけども、子供が小学校に上がる日の親の気分です」と感激を表した。

紀里谷監督の友人であり、主題歌を手がけたYOSHIKIも、5月に行われる東京ドーム公演のリハーサルの合間に駆けつけた。オファーを受けた時には、まだ台本も何もない状態だったことを明かし「映画が出来る過程を見てまして、だんだん凄い映画になってきて、なんか怖くなってきちゃって……」とプレッシャーを受けたことを告白。主題歌『ROSA』については、「基本的には全部まかせるって言われたんですけど、ひとつだけ『最後のところでみんなに泣いて欲しい』と。泣かすのは僕の得意技なので。いい意味で(笑)」と笑顔で語った。

映画『GOEMON』
5月1日(金)より全国ロードショー

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