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元宝塚トップスター安蘭けい、宝塚時代の当たり役で女優業始動
2009年05月15日 17時21分 [ミュージカル・ショー]
The Musical AIDA アイーダ 〜宝塚歌劇「王家に捧ぐ歌」より〜 製作発表
The Musical AIDA アイーダ 〜宝塚歌劇「王家に捧ぐ歌」より〜 製作発表

宝塚歌劇団を先月退団したばかりの元星組トップスター・安蘭けいが、舞台「The Musical AIDA アイーダ 〜宝塚歌劇『王家に捧ぐ歌』より〜」に主演することが決定し、5月14日、都内にて製作発表が行われた。

「王家に捧ぐ歌」はオペラ「アイーダ」を原作に、2003年に湖月わたる・檀れいの主演コンビ率いる宝塚歌劇星組にて上演されたオリジナル・ミュージカル。エジプトとエチオピアの争いの中で、そこに生まれた愛や戦うことの虚しさを壮大なスケールで描き出し、文化庁芸術祭優秀賞を受賞した伝説の舞台だ。中でも、当時二番手男役スターながら主人公・ラダメス将軍と愛し合うエチオピア王女アイーダに扮し、美しいソプラノを聴かせた安蘭けいの熱演は絶賛を集め、松尾芸能賞演劇新人賞を現役のタカラジェンヌでは初めて受賞するという快挙をなした。その作品が、今度は安蘭扮するアイーダを主役に、さらにパワーアップしたミュージカルとして蘇る。

当たり役に再びめぐり合うことになる安蘭だが、この企画を聞いた時「即、やらせてくださいと言いました」と話す。「本当に大好きな役だったので、もう一度できることがとても幸せ。宝塚では相手役(男役)が女性なので、より“女性”を演じなければいけなかった。でも今回はホンモノの男性が相手なので、普通にしていても私が女性にみえるかな(笑)。宝塚よりもリアルに女性としてのアイーダが出せるんじゃないかなと思います」と、新装・アイーダに意欲を燃やす。

エジプトの将軍ラダメスには伊礼彼方、ラダメスを愛するエジプト王女アムネリス役にはANZAが抜擢された。「安蘭さんはとにかくカッコイイので、そこに関してはいろいろと教わっていきたいと思ってます」と伊礼が話せば、ANZAは「何を隠そう私は安蘭さんの大ファンで、部屋に生写真が何枚飾ってあることか……」と興奮気味にカミングアウト。それぞれ「国を捨ててもアイーダをとってしまう純粋な青年をどこまでリアルにやれるかが僕の勝負」(伊礼)、「ラダメスを愛し、女性らしい切ない部分を見せていきたい」(ANZA)と気合い十分に意気込んだ。

脚本・演出は宝塚歌劇団の木村信司、作曲・音楽監督は甲斐正人と、宝塚版を手掛けたスタッフが今回も支える。「宝塚の作品をミュージカルにしてもらえる、そんな機会がもらえるなんてめったにない、ありがたいこと。今回は“愛するアイーダ”ということを主眼に置きます」(木村)、「思い出深い、また思い入れも深い作品ですが、今回も新たな作品作りに挑戦する気持ち。新しいナンバーも増えます」(甲斐)とそれぞれ話した。

公演は、8月29日(土)から9月13日(日)に東京国際フォーラム ホールC、9月18日(金)から10月4日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて行われる。チケットは東京公演が7月19日(日)、大阪公演が7月26日(日)に一般発売開始。尚、@電子チケットぴあでは、6月中旬に先行抽選販売「プレリザーブ」の受付を予定している。

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