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“男性同士のせつない愛”をイケメン揃いのあの劇団が描く!
2009年05月19日 20時24分 [演劇]
『LILIES』製作発表会
『LILIES』製作発表会

キャストが男性のみで構成される劇団スタジオライフの人気作『LILIES(リリーズ)』が再演される。その制作発表が19日都内で行われた。

カナダの人気作家であり、劇作家でもあるミシェル・マルク・ブシャール原作の『LILIES』は、1996年には映画化され、世界各国で数多くの賞を獲得。また、舞台では1985年にカナダで上演され、以後アメリカ、イギリス、メキシコ、フランスなど世界中で公演されている。

カナダの郊外にある刑務所で、告解を聞くために訪れた老司教が突然、看守や囚人に監禁され、目の前で囚人たちが始める芝居を観ることになる。それは修道院で出会った3人の少年に起こった悲しい愛の物語で、老司教の40年前の姿だった。

スタジオライフは『LILIES』をこれまでに2回上演し、本作は前回公演から6年、待望の再々演となる。さらに今回はキャストを一新、劇団初となる“トリプルキャスト”にも挑戦している。会見で代表の河内喜一朗が「演劇の普遍的なテーマ“嘘と真実”を追求していきたいと思い、相応しい作品『LILIES』を上演することになった」とこの作品を上演する意図を話し、上演台本・演出を手掛ける倉田淳は「大好きな作品を三度舞台で公演できることをうれしく思う」と喜びを語った。

今回客演として、ミュージカルで活躍する新納慎也、「仮面ライダー555」の出演で人気を集めた村上幸平、ミュージカルを中心に活動する表現者カサノーボ晃、舞台のみならず映画やテレビで活躍する重松収が出演する。「今回はすべて裸になって、倉田さんにお任せして、(劇団)みんなが大切にしている『LILIES』を演じたい」(新納)、「役者として、お客さまの心を壊すという意気込みで頑張りたい」(村上)、「男性として“母”という役を演じてみたいと思っていたので、今回演じられてうれしい」(カサノーボ)とそれぞれ意気込みを語った。前回公演にも出演している重松は、「とても難しい作品で、(前回は)ついていくのに必死でした。今回はまたイチから頑張っていきたい」と、決意を明らかにした。

また、舞台中央には、フラワーアーティストの東信が作品のイメージを表現した、百合のフラワーアレンジメントが設置され、「テーマは“悲劇的なユリを眺めて!!”です。花に秘められた力が、皆さんの作品を成功へと導くことを心より願っています」と、東のメッセージが届けられた。

公演は6月17日(木)から7月12日(日)まで東京・紀伊国屋ホール、7月18日(土)・19日(日)には新神戸オリエンタル劇場にて上演される。チケットは発売中。

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