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風間杜夫が「カツラじゃない！」と必死にアピール
2009年05月25日 12時00分 [舞台挨拶]
（左から）三木聡監督、風間杜夫、麻生久美子、松坂慶子、ふせえり

映画『インスタント沼』が23日、公開初日を迎え、主演の麻生久美子、風間杜夫、松坂慶子、ふせえり、そして三木聡監督が都内で舞台あいさつを行った。

映画は、出版社を辞めることになったジリ貧OL・ハナメが、骨董屋を経営する実の父親と出会い、その父親の奇妙なアドバイスをきっかけに幸せをつかんでいく物語。

ドラマ『時効警察』以来の三木監督とのコンビとなるハナメ役の麻生は、「（出演している私が）7回も見ているくらい大好きな作品。“三木組中毒”だなと実感した。監督の現場は楽しくて、厳しくて、毎日勉強になることが多くて、とてもやりがいがあった」と笑顔でコメント。三木監督は「『時効警察』とは違うお芝居とテンションで臨みたかった。風間さん、松坂さんといったベテランの役者さんが絡むとどういう面白みがあるのかという期待もあり、ぜいたくな撮影だった」と満足そうに話した。

ハナメの父親は風間、母親は松坂が演じている。風間、松坂といえば、『蒲田行進曲』の銀ちゃん、小夏のコンビをほうふつさせるが、風間は「銀ちゃんと小夏の娘は、実はハナメだったのかもしれない」とリップサービス。また、役作りのために額をそり上げたことを明かし「あれはカツラじゃない！　（当初の予定よりも）思い切ってそり上げたので、監督に『ありがとうございます』と言われました（笑）。私の意気込みを感じてください！」と客席に向かって必死にアピールしていた。

『インスタント沼』
公開中

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