タレント ニュース
演 劇
毎回、人間のギリギリの身体能力をショーアップしたステージで、観客を魅了し続けているマッスルミュージカル。その最新作「マッスルミュージカル2009夏『祭-MATSURI-』」が、7月18日から渋谷・マッスルシアターで上演中だ。
本作では“筋肉で音を奏でる”というマッスルミュージカルの原点に回帰。「祭」をテーマに、和のテイストたっぷりのステージが展開する。劇場ロビーに入ると、なんと天井に巨大な赤提灯が。夏休みも本番に入り親子連れが目立つ観客は、早くもハイテンションに。大奥をイメージした着物姿の女性たちが優雅に客席を横切ると、いよいよステージがスタート。鼓とロックを織り交ぜた音楽をバックに、たいまつのジャグリングやトランポリンダンス、高速縄跳びなど、これから始まる内容を少しずつ見せて期待を煽る仕掛けだ。
中でも今回見逃せないポイントは、それぞれギネス記録保持者が参戦している3演目。6.3メートル先のゴールにトランポリンから跳躍してダンクする「トランポリンダンク」の中田大輔。1分間、頭で倒立回転して109回を超える最多回転数を目指す「ヘッドスピン」の大野愛地。さらに4.9メートル以上の巨大フラフープ3回超えに挑戦する山田祐也と、世界記録が目の前で見られる。もちろんガチンコ勝負だけに、結果はそのとき次第。ギネス更新の瞬間に立ち会えるかもしれない。
その他1幕、2幕ともに息もつかせぬハードな演目がズラリ。アクロバティックな高速縄跳び“ダブルダッチ”の世界チャンピオン「Capliore(カプリオール)」が本格的に参戦。また世界記録保持者・池谷直樹の23段跳び箱も健在だ。その跳び箱、今回のテーマが「和」だけに、天守閣をかたどっているのも見ていて楽しい。「水中フラメンコ」の美しさや、「フープ&フープ」の姫と道化役のコミカルなやりとりなど、種目以外の部分もしっかり魅せてくれる本作。人気番組「SASUKE」のアトラクションを舞台化した場面も注目だ。
休憩を入れてあっという間の2時間半。7月末からは米国ラスベガスでの興行も再び始まり、ますます加熱するマッスルミュージカルの世界。食べ物も客席に持ち込むことがができるので、リラックスして観られる。
公演は渋谷・マッスルシアターにて9月27日(日)まで上演。チケットは現在発売中。電子チケットぴあではS席(通常7800円)3枚+モンスターカフェ2000円分クーポン付きで18000円になる、8月平日限定スペシャルチケットも発売している。
(取材・文:佐藤さくら)
関連リンク(外部リンク)
関連タレント
演劇のニュース もっと見る
-
演 劇
2022年07月15日 19時00分 更新「とんでもなく面白い」 舞台『ヒトラーを画家にする話』まもなく開幕へ -
演 劇
2022年07月15日 18時55分 更新ミュージカル『春のめざめ』開幕、抑圧の中で芽吹く性の行方 -
演 劇
2022年07月15日 18時50分 更新「今年は今年の面白さ」 KAATキッズ・プログラムが今年も開幕へ -
演 劇
2022年07月13日 13時00分 更新乃木坂46の久保史緒里が決して“笑わない”花魁役に -
演 劇
2022年07月12日 10時00分 更新円神・山田恭「翼を授かって自信に変えたい」、白鳥雄介の新作で