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小栗旬が東大の特別講師に!?
2009年09月04日 15時40分 [邦画]
左から柴本幸、小栗旬、萩原健一

芥川龍之介の『藪の中』に登場する“多襄丸”を主役にした映画『TAJOMARU』が12日(土)より公開されるにあたって、3日に芥川龍之介の母校である東京大学の安田講堂で公開講座が行われた。

『日本コンテンツと海外市場』をテーマにした公開講座で、第一部では『製作者が考えるコンテンツ【映画】』についての講座が行われ、第二部では主演の小栗旬をはじめ、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、萩原健一らキャストと、中野裕之監督、山本又一朗プロデューサー、亀山千広プロデューサーが参加。『出演者が考えるコンテンツ【映画】』についての講座が行われた。

『TAJOMARU』の現場について、小栗は「現場は楽しかったです。特に盗賊シーンの現場では遊んでいるのか仕事をしているのかわからない感じでしたね(笑)」と語ったほか、「プロデューサーから、舞台『カリギュラ』のようなことをやりたいとうかがっていたので、今回は演劇的な感じでやろうと思いました」とコメント。さらに「スイッチが早い柴本さんと演技をするのは、大変でしたね。なりふりかまわないという言葉は、柴本さんのためにあると思いました」と、役に入り込むタイプの柴本についても語っていた。

また参加者からの質問も募り、「『カムイ外伝』『BALLAD 名もなき恋のうた』と時代劇映画が続いていますが、この作品の強みは何ですか?」という質問では、中野監督が「役者力です」と力を込めてコメント。『TAJOMARU』で一番伝えたかったことについては、柴本が「愛情は、時代が変わっても普遍的なものだと思いました。愛情の強さが伝わったらいいなと思います」と答えたほか、小栗が「劇中で、将軍・義政が「正しいことから良いことが生まれるわけではない」と語るシーンがあり、「役者の演技が良いからといって、良いシーンになるというわけではない」と、山本プロデューサーもおっしゃっていたように、そういうことと向き合っていかなければと思います。生きづらいと思う人が多いこの世の中だからこそ、この映画を観て明日への活力になってもらえたらうれしいです」と語っていた。

『TAJOMARU』
9月12日(土)より全国ロードショー

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