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9月26日、パシフィコ横浜 展示ホールBにて行われた、主演ドラマ『彼らが生きる世界 DVD BOX I』の発売記念イベントに韓国出身の俳優、ヒョンビンが登場した。今回の来日は約2年ぶりとなり、前日の9月25日には自身の28歳の誕生日にあわせ、パシフィコ横浜 国立大ホールにてファンミーティングも開催した。全国から5,000人ものファンが駆けつけ、このDVDの発売記念イベントにも約2,000人が集い、彼の人気のほどを証明した。

イベント前の囲み取材では、「2年前も日本で大規模なファンミーティングを行って、その時も誕生日を祝っていただいたんですが、今回もこのように日本のファンの方たちと誕生日を迎えられて幸せです。忘れられない思い出が増えました」と前日の喜びを述べた。

2008年に韓国で放送となったこのドラマは、TVドラマの制作現場が舞台で、ヒロイン役は、『オールイン 運命の愛』『フルハウス』などのヒット･ドラマの出演でアジアの人気女優となったソン･ヘギョが演じ、2大スターの共演でも話題となった。「普段僕たちが現場で経験している、ドラマを制作するプロセスがとてもリアルに描かれているので、作り手の苦労を知っていただけるのではないかと思います。また、主人公をとりまくキャラクターたちも、とても生き生きと描かれているので、それも見どころです」とヒョンビンは作品をアピールした。撮影で苦労した点の質問には、「いつもは監督の指示を得て演じている自分が、今度はその監督の役で、自分をコントロールする側を演じるというのが大変でした」と答え、さらに「ノ･ヒギョンさんの脚本は、短いセリフの中に多くの感情が込められているというのが特徴。それを表現するのが難しかった」と続けた。

また、「ドラマの中ではヒロインに対してズバッときついセリフを言うが、プライベートでは？」と問われると、いやいやと手を振り、「違います。言いにくいことは言えない性質です。仕事の現場でははっきり言わないとトラブルになることもあるので敢えて言うこともありますが、プライベートでは無理です。よーく考えて、気持ちを整理してからじゃないと(笑)」と笑顔で話し、真面目な性格を感じさせた。女性記者からの「どうしてそんなにキレイなんですか？」という質問には、「そう見えますか？」と照れながら聞き返し、「あくまでも作品の中ではキャラクターになりきることしか考えていませんが、それをキレイだとか素敵だといっていただけるのはうれしいです。ただ、次にどんな役がきても受けられるように、体型を維持するためにもなるべく運動するようにしています」と答えた。

「ラーメンが好きなので、前日はイベント終了後にラーメンを食べに行った」とうれしそうに語ったヒョンビン。取材後のイベントでは、ゲストにドラマの監督ピョ・ミンスも登場し、作品についてのトークや、未公開映像の上映、ファンからの質問コーナー、クイズなどが行われた。10月30日(水)には『彼らが生きる世界 DVD BOX II』が発売される。