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中韓合作映画『ソフィーの復讐』のジャパン・プレミアが10月29日、東京・丸の内ピカデリー2にて行われ、主演のチャン・ツィイーとソ・ジソブが舞台挨拶に登壇。中国と韓国、両国トップ・スターの登場に会場が大いに沸いた。
『ソフィーの復讐』は、結婚寸前にフィアンセを奪われた女流漫画家ソフィー(チャン・ツィイー)が、彼を取り戻すために奮闘する姿を描いたロマンティック・コメディ。脚本に惚れ込んだチャン・ツィイーが初めてプロデューサーを務めたことや、韓国人俳優のソ・ジソブが全編中国語での演技に挑戦したことでも話題の作品だ。
本作が初共演となるふたりは、顔を合わせる前から互いに強い関心を持っていたようで、壇上ではそれぞれの魅力について熱弁した。たっての希望だったというソ・ジソブとの共演を実現させたチャン・ツィイーは、「ソ・ジソブさんは、中国語のセリフや異国での撮影、初めてのスタッフという過酷な環境であっても、常に新しいチャレンジをしようとする勇気があってプロフェッショナルな役者」と果敢な役者魂を褒め称えた。一方、ソ・ジソブは、「チャン・ツィイーさんは、映画でずっと観てきた憧れの人。自分が中国語のセリフに苦しんでいたときに、楽しんで幸せな気持ちで撮影に臨めば大丈夫と言ってくれたことが、本当に大きな力になった」と撮影時を振り返りながら、彼女への感謝の意を情感たっぷりに語った。
また、プロデューサーとして、ソ・ジソブの演技についてコメントを求められたチャン・ツィイーは、「コメディの才能がとてもある方。特に気分が高揚して走りだしたときに壁にぶつかってしまうシーンは、お茶目ですよ」と、笑顔でお気に入りのシーンを告白。演技を絶賛されたソ・ジソブは、「チャン・ツィイーさんと一緒に出ているシーンが思いのほか少なかったのが残念。次は、もっと一緒のシーンが多い作品で共演したい」と再共演のラブコールを送った。
最後にふたりそろって、「皆さんがこの作品を観て幸せな気持ちになってくれれば最高に嬉しいです。映画を気に入っていただけたなら、ぜひ周囲の方に声をかけてふたたび映画館に足を運んでください」と作品をアピールした。舞台挨拶後には記者会見も行われ、ソ・ジソブは、「先ほどは、みなさんの熱気を全身で浴びたのでたくさん汗をかいてしまいました」と、熱狂的なファンとの対面を終えた直後の、充実感と大役を務め終えた安堵の表情を見せていた。
『ソフィーの復讐』2010年1月9日(土)より新宿ピカデリーほかにてロードショー
取材・文:竹沢大樹
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