タレントweeker

日頃、それぞれピンで活躍する石塚英彦と恵俊彰。ホンジャマカのこのふたりが、約10年ぶりとなるコントライブ『ホンジャマカ ライブ“成人”〜20周年すぎてました〜』を、2010年3月13日(土)・14日(日)に東京・紀伊國屋サザンシアターで開催する。しかもライブには事務所の後輩であるにしおかすみこ、山本高広、我が家、フォーリンラブが参加し、石塚＆恵とともに全員が“ホンジャマカ”として舞台に上がるというから、これはちょっとした事件だ。

『ホンジャマカ ライブ“成人”〜20周年すぎてました〜』の他の写真

もともとホンジャマカは1983年に男女混合11人の芸人集団として活動を開始した。各々メンバーが集団を離れていくなか、石塚と恵が残り、現在の形となった。石塚が「ホンジャマカをエアホッケーの選手だと思ってる人たち、ボクのことをグルメリポーターだと思っている人たちに、ホンジャマカは“コントをやる人”だと分かっていただきたいと思います」と語るように、若いファンの間ではふたりがコント職人であったことを知らない人も多いだろう。彼らが若手だった頃、互いの認識のズレから笑いを取っていくバカルディ(現さまぁ〜ず)と、ユニークな芝居仕立てのコントを繰り出すホンジャマカは、1990年代の東京を代表するコント芸人だったのだ。

今回のライブは当時のホンジャマカを作った最強のスタッフ陣が再集結する。脚本は妹尾匡夫、演出は人気放送作家でハラホロシャングリラの主宰でもある中野俊成。選ばれた後輩たちも芝居仕立てのコントに耐えうる面々が揃った。「テレビでは絶対見られないものをお見せできると思います」(にしおかすみこ)、「先輩の胸を借りるつもりで頑張ります！」(我が家)、「精一杯真面目にふざけます」(フォーリンラブ)、「頑張りますので、ぜひ見に来てください。コメント真面目かっ(笑)！」(山本高広)と、後輩たちの鼻息も荒い。多忙のなか、昨年20周年という節目の年が過ぎてしまったが、恵はこのライブこそが「僕らなりの“成人式”」と語る。かつての名作コントに加え新作コントも織り交ぜて、20年の歴史をギュッと凝縮した豪華なライブを展開。恵曰く「見に来ないと損をします………きっと」。コント職人のおかしな芝居がステージ上で炸裂する！
　
公演は2010年3月13日(土)・14日(日)に、紀伊國屋サザンシアターにて。チケットは12月19日(土)より一般発売。先行抽選販売「プレリザーブ」を、12月13日(日)11:00から17日(木)11:00まで受付ける。