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今年、芸能生活30周年を迎えるコロッケが、満を持して福岡・博多座へ初登場する。九州では初の1ヶ月公演となり、公演中には50歳の誕生日を迎えるなどまさに節目づくし。1月18日には、福岡市内のホテルで公演の記者発表が開催され、コロッケを始め共演のさとう珠緒、勝野洋が公演に対する思いを語った。

コロッケ特別公演　チケット情報

今回上演されるのは、喜劇『俺はお殿さま』と『コロッケ オンステージ』。芝居とものまねショーの二部構成となる。『俺はお殿さま』は、2007年2月に東京・新宿コマ劇場でコロッケ主演で上演され、好評を博した作品。ひょんなことから江戸市井に迷い込んだお殿様と、人々との触れ合いを描く『ローマの休日』の男性版的作品だ。今回は博多座上演用に新たに脚本を練り直し、2010年の博多座バージョンとして上演される。演出の岡本さとる曰く「懸命にひたむきに演じる」コロッケの喜劇役者ぶりと、「バラエティで見せるキャラを封印した」さとう珠緒、「どっしりとした存在感で引き締める」勝野洋との絡みを堪能したい。

また、第二部はお待ちかねの『コロッケ オンステージ』。「これまでの30年を全てぶつけたい」とコロッケ本人も語るように、300近くのレパートリーの中から、美川憲一、岩崎宏美、五木ひろしら、お馴染みのものまねに加え、博多座ならではの内容として長渕剛、さだまさし、福山雅治らの九州出身コーナー、そして東方神起、イ・ビョンホンら韓国勢のものまねなど、これまでＴＶで出していないものも多数登場予定とか。さらに、「会場の雰囲気で内容を変えるかも」というコロッケの意向もあり、日によって新しいものまねが登場する可能性も。選りすぐりの内容が堪能できそうで楽しみだ。

「こんな大きな劇場でやるのは初めてで緊張してますが、ひとりでも多くの人を笑顔にできるように頑張りたい」と、さとう珠緒が抱負を語れば、「博多座は自分も初。実は喜劇も初めてでちょっと心配ですが、旧知の仲のコロッケが一緒なので安心して楽しくやっていきたい」と勝野洋も熱く答え、今から共演陣も準備万端という感じ。もちろん、主演のコロッケも「ずっと夢だった博多座公演だけに、期待を裏切らないようにやりたいですね。これからは、ものまねはもちろん、人情喜劇もずっとやっていきたい。涙あり、笑いありで、子供からお年寄りまで楽しめて、見終わった後に会話が増えるような、そんなお芝居を目指して頑張ります！」と、今から気合充分だ。

コロッケ特別公演は3月3日(水)から27日(土)まで博多座にて。チケットは1月23日(土)10:00より一般発売開始。なお、電子チケットぴあでは1月21日(木)11:00まで先行抽選販売「プレリザーブ」を受付中。