タレント ニュース
演 劇
1月24日、ミュージカル『サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜』のシークレットイベントが、帝国劇場地下6階の稽古場で開催された。ミュージカル『サ・ビ・タ』は1995年に韓国で初演、10年以上にわたってロングランを続けた大ヒットミュージカルで、日本版の初演は2008年。約2年ぶりに、スタッフ・キャストが再集結しての再演となる。
『サ・ビ・タ』の稽古場には、駒田一演じるドンウクの部屋のセットが組まれている。稽古場を埋めつくした約100人のファンの熱気があふれるなか、兄・ドンウク役の駒田と、弟・ドンヒョン役の山崎育三郎が登場。ふたりが早速、劇中の軽快なナンバー「相変わらずだね」を披露すると、自然に手拍子が起こり、早くも会場には一体感が生まれる。
続いて、ユ・ミリ役の原田夏希と演出の中島淳彦を呼び入れ、写真パネルを見ながらのトーク。写真は日本初演前に、4人が韓国版『サ・ビ・タ』を現地で観劇した際のもの。6枚の写真パネルで当時のエピソードを紹介した。パネルは駒田、原田、山崎のサイン入りで、抽選コーナーで当選者にプレゼント。その他にも、3人のサイン入りのポスターが抽選で手渡された。
次は『サ・ビ・タ』名物である、カーテンコールの日替わりイベントの紹介をしつつ、今回分の応募を呼びかけた。そして、初演時にカーテンコールで1度だけギターの弾き語りを披露した中島が、駒田とスタッフの伴奏でその歌声を聞かせた。
再び4人のトーク。稽古が佳境に入ったという4人は、今回の公演について「稽古中の今の時点で、圧倒的に初演を超えています! 『サ・ビ・タ』でミュージカルの輪を広げたい」(山崎)、「1つでも2つでも、演じるユ・ミリの引き出しが増えればいいなあと。挑戦し続けていきたいです」(原田)、「言葉に出せない愛を語り合えるような作品にしたい。この物語を通して、それが伝わればいいですね」(駒田)、「単純に楽しんでもらいたい。家族との関係をじっくり見つめ直す、そんなきっかけになればうれしいなと思います」(中島)と、それぞれ語った。
最後は3人が客席と一緒に、希望に満ちたナンバー「愛」を歌って、イベントは終了。ハートフルなミュージカルにふさわしく、温かい雰囲気に包まれた時間となった。
公演は、2月3日(水)・2月4日(木)に東京・かめありリリオホール、2月9日(火)・2月10日(水)に富山・富山県教育文化会館、2月26日(金)に愛知・中日劇場、2月28日(日)に福岡・大野城まどかぴあ 大ホール、3月26日(金)から4月4日(日)まで東京・本多劇場で行われる。チケットは現在発売中。
取材・文:笠原桐子
関連リンク(外部リンク)
関連タレント
演劇のニュース もっと見る
-
演 劇
2022年07月15日 19時00分 更新「とんでもなく面白い」 舞台『ヒトラーを画家にする話』まもなく開幕へ -
演 劇
2022年07月15日 18時55分 更新ミュージカル『春のめざめ』開幕、抑圧の中で芽吹く性の行方 -
演 劇
2022年07月15日 18時50分 更新「今年は今年の面白さ」 KAATキッズ・プログラムが今年も開幕へ -
演 劇
2022年07月13日 13時00分 更新乃木坂46の久保史緒里が決して“笑わない”花魁役に -
演 劇
2022年07月12日 10時00分 更新円神・山田恭「翼を授かって自信に変えたい」、白鳥雄介の新作で