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小林聡美と小泉今日子が映画初共演する作品『マザーウォーター』の製作発表会見が29日、京都府内で行われ、小林と小泉のほか、加瀬亮、市川実日子、永山絢斗、光石研、もたいまさこが出席した。

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映画は、『かもめ食堂』『めがね』『プール』と、人と場所の関係性をテーマに描いてきたプロジェクトの第4弾。古都京都で商売をする3人の女性（小林、小泉、市川）と周りの人たちとのかかわりを描く。

今月10日にクランクインし、オール京都ロケで撮影中。小林は「（京都に着いて）お寺ばかり回っていました。東京とは違う、ゆったりとした時間が流れていて、京都は奥が深くステキな街ですね」と京都を満喫している様子。小泉は「出不精なのであまり出歩いていませんが、ある商店でお金を支払った後、おつりをコインもお札もきれいなお金で頂いて。こういうのが京都なんだなと。私たちも京都で商売をしている役なので影響を受けました」と語った。

小泉と永山は同プロジェクトに初参加。全作に出演している小林は「このチームは半分“寅さん”みたいな雰囲気なので、女性のマドンナと男性のマドンナが来てくれたという感じ。新しい風となって、新しい映画になってくれればと楽しみにしています」と期待を寄せ、小泉は「小林さんは同級生ですし、信頼している方のひとり。一緒に映画の世界で何か残せたらいいなと思っていたので、とても楽しい日々を過ごしています。最近はクセのある役が多かったので、この現場で毒消ししている感じです」と笑った。

『マザーウォーター』
10月下旬より、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

• 『マザーウォーター』作品情報