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“テニミュ”の愛称で、原作マンガやミュージカルのファンだけでなく、各界から注目を浴びる作品となった、ミュージカル『テニスの王子様』。テニミュでは恒例となった年に1度の祭典、ミュージカル『テニスの王子様』コンサートDream Live 7th が5月7日に神戸公演からスタートした。

ミュージカル『テニスの王子様』コンサートDream Live 7thのライブ写真

ミュージカル『テニスの王子様』とは、テニスの名門・青春学園（通称：青学＜せいがく＞）中等部のテニス部に所属する主人公・越前リョーマが、仲間との関わりや試合の中で成長していく姿を描いた同名マンガを、原作の魅力溢れるストーリー、多彩なキャラクターはそのままに、斬新な演出で舞台化した作品。2003年の初演以来、日本だけでなく台湾・ 韓国での公演や、衛星を使ったライブビューイング(同時生中継)などグローバルに活動の場を広げ、この公演にて累計動員数が100万人を超えるモンスターコンテンツである。

このDream Live(通称“ドリライ”)は、ミュージカル本公演で歌われた楽曲を名場面やそのパロディ、そして映像などを織り交ぜながら構成するコンサート形式の公演で、今回で7回目となる。今回の公演は7年間に及ぶテニミュの1stシーズンの完結とあって、新旧の楽曲が披露され、初日から観客、キャストのボルテージも最高潮に達していた。オープニングから出演者全員で繰り広げられる群舞は圧巻で、青学、立海、四天宝寺、前回公演にてリョーマの記憶を思い起こすべく集結したライバルズのメドレーなど、瞬きをする暇もなく、あっという間にライブが進行していく。またスペシャルとして、テニミュの歴史の第一歩を築いた、初代青学レギュラー陣が出演、久し振りの歌とダンスを披露し、ファイナルにふさわしい華を添えていた。

そして、歴代の出演者も日替わりゲストとして登場し、演出の上島雪夫氏とテニミュ出演当時のトークで盛り上がっていた。公演は引き続き、5月20日(木)から23日(日)まで横浜アリーナにて開催。土日の前売りチケットは完売だが、20日(木)、21日(金)のチケットは発売中(チケットぴあでの販売は、それぞれ16日(日)、17日(月)まで)。日替わりゲストは公演前日にテニミュ公式HP、テニミュ・モバイルで確認できる。

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