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モーツァルトが生まれた街、ザルツブルクの名物コンサート『モーツァルト・マチネ』がミューザ川崎シンフォニーホールに登場。5月29日(土)に第1回公演を開催する。
『モーツァルト・マチネ』は、オーストリア・ザルツブルクで休日の午前に開催されるコンサートで、地元のオーケストラや演奏家たちがホールや教会などでモーツァルトの作品を中心に演奏。モーツァルトゆかりの街ザルツブルクに根付いたコンサートとして音楽ファンの間で有名だ。
このモーツァルト・マチネをミューザ川崎でも開催するというアイデアは、同ホールを本拠地とする東京交響楽団の音楽監督ユベール・スダーンによるもの。スダーンは1994年から2004年までザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の音楽監督を務め、ザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネなどに出演。モーツァルト作品のスペシャリストとして世界的評価も高く、現在音楽監督を務める東京交響楽団においてもモーツァルト作品の演奏はとりわけ好評を博している。
「私が長年、音楽監督を務めたザルツブルクのオーケストラでは、休日午前からモーツァルト・マチネを行っています。休日のひとときを音楽で過ごす、素晴らしいコンサートです。今回日本では初めてとなる試みを皆さんと一緒に楽しみたい」と語るユベール・スダーン。このモーツァルトの・スペシャリストのアイデアと、川崎市と“音楽の都”ザルツブルクが友好都市だという縁もあり、今回実現することとなった『ミューザ川崎 モーツァルト・マチネ』。ここ日本でのマチネ(昼公演)は、昼間(ほとんどが午後)に行われる演劇や音楽会が主流だけに、休日の午前11時開演のクラシックコンサートという非常に珍しい試みで、新しい音楽の楽しみ方、ライフスタイルの提案を目指す。
『ミューザ川崎 モーツァルト・マチネ』は、指揮がユベール・スダーン、演奏がTokyo Symphonyモーツァルト・プレーヤーズ(東京交響楽団のメンバーによる特別編成)。第1回は5月29日(土)、第2回は7月24日(土)、第3回は11月20日(土)、第4回は2011年3月19日(土)、ミューザ川崎シンフォニーホールで開催(*全4公演とも開演時間は午前11時)。チケットは発売中。
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