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豪華絢爛な愛憎絵巻「大奥」が博多座に登場。舞台ならではの迫力に圧倒!
2010年05月24日 16時00分 [演劇]
会見より。写真左から、安達祐実、浅野ゆう子/衣裳協力:DAMIANI  JUNKO SHIMADA
会見より。写真左から、安達祐実、浅野ゆう子/衣裳協力:DAMIANI  JUNKO SHIMADA

2003年の放送開始から、圧倒的な人気を誇ったフジテレビ系スーパー時代劇「大奥」。続けて2004年、2005年と放送され、2006年は映画化、2007年には舞台化という大ヒット作が、いよいよ博多座に登場する。公演を前に5月20日には記者会見が行われ、主演の浅野ゆう子(瀧山(たきやま)役)と安達祐実(和宮(かずのみや)役)が、それぞれ舞台に対する意気込みを語った。

記者会見の写真

「“瀧山”を7年間演じています。回を追うごとに、瀧山により深く愛情を感じていますし、一緒に大きく成長していければという希望も出てきてますね。TVシリーズではヒール(悪役)だった瀧山ですが、スペシャル版で切ない生い立ちを描いて頂き、舞台ではその部分も出ていますので良い人になってます。でもそれだけでは物足りないので(笑)、嫁姑のバトルに加え、意地悪ではないけど強い瀧山を出したいなと研究中です。ちょっと新しい、怖い瀧山を見ていただけるかと思います」(浅野)

「愛らしく天真爛漫な部分もあり、かしこい女性でもある和宮。私も素直に好きになったので、役をつかむのはそう苦労しませんでした。でも初めて演じたのは21歳の時。21の私と28の今の私が演じるのは、どこかがきっと違っているはず。安達祐実本人が積み重ねてきたものも役に反映されればいいなと思います。あまりに人物像が変わるのはダメでしょうけど、少しだけ私も和宮も成長できてれば嬉しいですね。実際に台本を読んでも前の時には感じなかった悲しみや喜びが解るので、また違った和宮をお見せできると思います」(安達)

舞台版は2007年10月、東京の明治座で初演。大好評を博し、明治座の最高観客動員数の記録も持つ本作が、満を持していよいよ博多座に登場する。徳川家を維持するためのシステム「大奥」での、将軍をとりまく女性陣の愛憎劇に加え、頂点に経つ大奥総取締・瀧山をトップキャリアウーマンという視点で捉えて人気を博した。この瀧山と公武合体の犠牲になった和宮がどういう形で大奥に残り、幕府の最後を見届けるのかも見どころだ。

さらに、豪華絢爛な衣裳も話題。「全て本物の打掛ですから、すごい迫力だと思いますよ。今回、新調する孔雀の打掛の中にはダミアーニさんの宝石がついていて、なんとお値段が一億のものも!」(浅野)「私も今回から初めての衣裳があるので楽しみですね。裾さばきをキレイにできるように頑張ります」(安達)

公演が行われる7月の博多は男の祭り「博多祇園山笠」のシーズンだが、博多座の舞台では厳しく悲しく華やかな女の戦いが繰り広げられる。公演は、6月2日(水)から27日(日)まで東京・明治座にて、7月3日(土)から27日(火)まで博多座で行われる。チケットは発売中。

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