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昨年公開され、映画ファンの間で大きな話題読んだ『SR サイタマノラッパー』の第2弾『SR サイタマノラッパー2　女子ラッパー☆傷だらけのライム』が26日から公開されるのを前に、山田真歩、安藤サクラ、桜井ふみ、増田久美子、加藤真弓と入江悠監督がインタビューに応じた。

『SR サイタマノラッパー2…』場面写真

『SR サイタマノラッパー2…』は、レコード屋もクラブもない群馬の田舎町で暮らす女性5人が、かつて結成していたラップチーム“B-hack”の再結成ライヴを目指して奔走する青春HIPHOP映画。今年の「ゆうばり映画祭2010」でお披露目され、大きな支持を集めた。

前作『SR サイタマノラッパー』は、池袋の映画館シネマ・ロサのレイトショーで公開をスタートし、同館のレイトショー動員記録を更新。観客の口コミによって都内だけでも4度のリバイバル上映を果たした。そして、第2弾である本作も、早くも上映前の試写会などで映画を観賞した観客たちが、ネットやtwitterで自ら宣伝活動を開始している。桜井が「どんどん観る人が(作品に)巻き込まれていく映画なので、お客さんが次第に“親戚のような目線”になっていくのを感じましたね」と語れば、山田は「ひとりひとり捕らえ方が違うというか、どの角度からも観られる映画。だからこそ、観客の中で“個人的な作品”になりやすいのかもしれない」と分析する。加藤が「観てくださった方が、映画のチラシをもらって配ってくれたんですね。そういう力がこの映画にある」と語る通り、本作も多くの観客の口コミによって、息の長い上映が期待されている。

以前より「前作を支持してくれた人たちの期待を感じながら撮った」と語っている入江監督は「(前作の上映で)全国を舞台あいさつで回って、地方の人の話を聞いたり、お客さんの顔を見たというのが一番大きいですし、それがなかったら新作もこの内容になってなかったと思います。ゆうばり映画祭とかで、上映後に拍手が起きたりするのを見てると、『みんなで大きい画面で観たほうがいいな』と思います」という。

ちなみに、本作は“続編”ではなく“第2弾”と呼ばれることが多い作品だ。増田が「前作を観ていなくてもわかりやすい作品だと思うし、お客さんみんなの心に届くものがあると思います」と作品をPRすると、安藤が「そんじょそこらのラップと違うんですから！そんじょそこらのアイドルグループと違いますから！」と笑顔で宣言。ジョーク交じりのPRだが、彼女のいう「どこぞやのアイドルグループには負けねぇ醜い美しさがある」という言葉に、作品への確かな自信が伺えた。

『SR サイタマノラッパー2　女子ラッパー☆傷だらけのライム』
6月26日(土)より、新宿バルト9他全国順次公開

• 『ＳＲ サイタマノラッパー２　女子ラッパー☆傷だらけのライム』作品情報&予告編
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