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福田沙紀、10代最後の仕事は明治座での初座長公演
2010年06月29日 16時00分 [演劇]
「つばき、時跳び」制作発表より
「つばき、時跳び」制作発表より

福田沙紀が主演を務める明治座8月公演『つばき、時跳び』の制作発表が6月28日、同劇場で行われた。登壇者は福田のほか、共演の永井大、勝野洋、金子貴俊、真野恵里菜、紫吹淳ら。

『つばき、時跳び』チケット情報

大物歌手の座長公演など、重厚なイメージのある明治座にこの夏、異色のSFラブストーリーが登場する。『黄泉がえり』などで知られるSF作家、梶尾真治の同名小説が原作で、熊本を舞台に現代と幕末に生きる男女の時空を超えた恋を描く物語。坂本竜馬ら歴史上の人物も登場し、時代劇の要素も含まれる。10代にして座長の大役を務める福田沙紀は「(9月に二十歳の誕生日を迎えるため)10代最後のお仕事が、明治座という大きな舞台での主演。最初にこの話を聞いた時はあいた口がふさがらなかった。あの大きな舞台に立つんだ、私の“のぼり”(公演中に出演者の名前が劇場外に掲げられる)が立つのかな……などいろいろ考えてしまいましたが、やっぱり嬉しい。身を引き締めて頑張らなければと思っています」と意気込みを語る。あまりプレッシャーは感じていなかったそうだが、会見の場で梶尾が「この小説では自分の理想とする女性を描いた。最初のイメージはオードリー・ヘップバーン。でも福田さんはその10倍くらい魅力的」と話したのを受け、「今、プレッシャーを感じて緊張してきました……」とつぶやく一幕も。

また、熊本を拠点とする梶尾が「(町の)位置関係など忠実に描いている。雰囲気、人々の考え方なども熊本ならではのもの」と語るように、随所に熊本らしさがある物語であることも特徴的。熊本出身の福田も「自分の出身地の作品に出たいとずっと思っていたので本当に嬉しい。熊本人として誇らしい!」と喜ぶ。作中は基本的に標準語とのことだが「全編熊本弁でもいい。方言指導もやりたいくらい」とアピール。「自分の役は酒豪なので、酒を飲むシーンで熊本弁を一言でいいから出しちゃおうかな」と語る、同じく熊本出身の勝野洋とともに郷土愛を競っていた。

演出を手がけるのは、これまでも梶尾作品の舞台化を数多く手がけている、演劇集団キャラメルボックスの成井豊。「何もかもがチャレンジではりきりまくりです。劇団公演とはお客様の年齢層が違うかもしれませんが、ワクワクして、エネルギッシュで、舞台上からパッションのあふれ出るような作品をこの明治座で作りたい」と熱く語っていた。

公演は8月11日(水)から29日(日)、東京・明治座にて。チケットは発売中。

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