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『借りぐらしのアリエッティ』を観た宮崎駿の第一声は「俺、泣いちゃった』
2010年07月01日 17時39分 [邦画]
『借りぐらしのアリエッティ』ヒット祈願イベントの模様

スタジオジブリの最新作『借りぐらしのアリエッティ』のヒット祈願が1日に東京港区にある増上寺で行われ、声のキャストを務めた志田未来、神木隆之介、音楽を手がけたセシル・コルベル、鈴木敏夫プロデューサーと米林宏昌監督が出席した。

フォトセッションは増上寺の前で実施。本堂の裏手には東京タワーが。絶景です。

映画は、イギリスの作家メアリー・ノートンの児童文学『床下の小人たち』を基に、身長10センチほどの少女アリエッティ(志田)と、人間の少年・翔 (神木)の出会いと、交流を描いた作品。宮崎駿氏が企画と脚本を務め、米林監督がスタジオ史上最年少の監督デビューを果たしている。

声優初挑戦となる志田は「初めてで緊張しましたが、スタッフの方が優しくしてくださいましたし、神木くんも『大丈夫だよ』と言ってくれたので、楽しく収録ができました。アリエッティの無邪気な一面が見られて、いいお話だと思います」とコメント。神木は「翔は本当に難しい役で試行錯誤が続きましたが、自分が表現したいことは声で表現することができました」と振り返った。

プロデューサーの鈴木氏は「この映画を観た後、宮崎さんの第一声は『俺、泣いちゃった』だったんですけど、その後、『俺も負けないように頑張る』と言ってました。この映画が“新しいジブリ”の始まりではありますが、古い方も忘れないでほしい」と述べると、米林監督は「(試写の時)僕の真後ろに宮崎さんが座っていたので、スゴい顔をして怒っているんじゃないかとドキドキしていました」と笑顔を見せ、報道陣の笑いを誘っていた。

『借りぐらしのアリエッティ』
7月17日(土)公開

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