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まるでジキルとハイド。橋本さとしが真逆の性格を持つ兄弟2役に挑戦!
2010年08月18日 18時30分 [演劇]
舞台『W〜ダブル』
舞台『W〜ダブル』

橋本さとし、中越典子、堀内敬子、山西惇らによる舞台『W〜ダブル』が、8月17日、ル テアトル銀座 by PARCO(東京)で開幕した。本作は映画『8人の女たち』の原作で知られるフランスのロベール・トマによるコメディ・サスペンスで、今回新たに原語戯曲から台本を起こしたG2が演出も務める。

『W〜ダブル』公演情報

舞台はパリ郊外の邸宅。叔父の多大な遺産を相続したフランソワーズ(中越)は、財産目当ての放蕩男・リシャール(橋本)と結婚し翻弄されるが、ある日策略を思いつく。借金の工面で夫が留守をしている間に、家政婦・ルイーズ(堀内)の恋人で夫の弟であるミシェル(橋本2役)を身代わりに立て、法律家サルトーニ(山西)の前で夫婦の偽装離婚を謀ろうとしたのだ。しかし夫の早すぎる帰宅、ミシェルのミスが重なり、彼女の計画に徐々に狂いが生じて……。

公演初日の会見で、厚顔無恥な兄と臆病者の弟の2役を演じる橋本は、ふたりの女優と恋仲である役どころに「デレデレですね」と相好を崩す。また「台本を読んだ時点で絵が自然と浮かぶ、すごくよく出来たサスペンス」と、戯曲の面白さに舌を巻き、自身も正反対の2役を楽しんで演じていた。「とにかく精一杯お稽古をしてきました」と語る中越は、振り回されるだけの妻が策略により自我が芽生え、やがて勇敢に振る舞うフランソワーズを体現。ヒロイン役の多い堀内は、腹に一物抱えた役どころで新たな一面を垣間見せ、山西は社交的だが胡散臭い弁護士役を好演していた。

ラストシーンまでドンデン返しが繰り返され、登場人物の巧みな心理戦が続く本作は、中盤以降のスピード感が楽しい。注目の公演は、8月29日(日)まで東京で上演。その後、9月9日(木)は愛知・中京大学文化市民会館 プルニエホール、9月11日(土)・12日(日)には大阪・サンケイホールブリーゼで公演を行う。チケットはいずれの会場も発売中。東京公演は割引優待チケットの発売も。

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