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累計出荷本数400万本を超える大ヒットを記録しているゲーム『龍が如く』シリーズ。そのPlayStation3用シリーズ最新作『龍が如く OF THE END』の声優陣が9月10日、発表された。

的場浩司、栗山千明ら「龍が如く」出演者の写真

今までもキャスティングが大きな話題を呼んできた同シリーズだが、今作も人気と実力を兼ね備えた俳優陣が起用される。近江連合・二階堂哲雄役に的場浩司、東城会系組織組員・長濱友昭役は杉本哲太、今作のヒロインである女性自衛官・浅木美涼役には栗山千明、たこ焼き屋店主役を石橋蓮司、敵か味方か物語の鍵を握る謎の男・DD(ディー・ディー)役にピーターと、錚々たるメンバーで、5人は声の出演にとどまらず、本人の顔を元に作成した3DGCキャラクターとしても登場する。さらに、シリーズの人気キャラクター東城会六代目会長・堂島大吾役は、引き続き徳重聡が演じる。

二階堂役を演じる的場は「二階堂はワルの部分だけではない非常に切ない男で、演じていてとても胸が熱くなった。自分の演じたキャラクターが実際にどんな芝居をするのか凄く楽しみだし早くプレイしたい」とコメント。長濱役の杉本は、「最初に声を収録して後から声に合わせてキャラクターの口の動きをつけるというやり方に驚いた。映像が無い中での収録だったので台本からシーンを想像して演技をするのが難しかった」と、ゲームの収録の難しさを語った。

また、『龍が如く』シリーズのファンだという栗山は、「出演が決まった時は嬉しかったですが、逆によく知っているだけにプレッシャーもありました。収録中『きっと桐生さんはこんな感じでセリフを返してくれるだろう』と想像しながら演技をすることができた」とファンならではの感想。「出演依頼には少し驚いたが、役者として常に好奇心を持って新しいものにチャレンジしたいと思い出演を決めた」と話すのはおやっさん役の石橋。「たこ焼き屋の店主という役で短いセリフが多いが、行間でおやっさんの感情を表現できたと思う。自分がゲームの世界に入るというのは非常に楽しみだけど、ゲーム中の自分の演技にダメ出ししちゃうかもしれない(笑)」。

DD役のピーターは、「ずっと興味のあった作品だったので出演のお話をいただいた時は嬉しかったです。私が演じるDDは年齢不詳の日系アメリカ人で物語の最後まで謎に包まれた男。今回は声だけではなく、自分の顔を元にして作ったキャラクターが登場するので完成した映像を見るのが本当に楽しみ」と話した。

一方、今作がシリーズ4作目の出演となる、徳重は、「慣れてきたはずだったのに、今までとかなり内容が変わっていたので、初めて参加した時と同じような心境で収録に臨んだ。みなさんが『龍が如くこうなったか！』と楽しんでプレイしてもらえる作品になっていると確信しています」。

この豪華俳優陣により展開する『龍が如く OF THE END』の人間ドラマに期待したい。

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