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人気ミュージカル女優、笹本玲奈と新妻聖子が初共演する、舞台『プライド』の製作発表が9月21日、都内で行われた。同作は、人気漫画家・一条ゆかりの同名コミックを舞台化したもの。オペラ歌手を目指すふたりのヒロインの葛藤と、彼女たちをめぐる、美貌のピアニストとレコード会社の実力者を交えての恋模様を描いていく。

舞台『プライド』チケット情報

笹本玲奈は、有名なオペラ歌手を母に持つ麻見史緒役。「史緒は本物のお嬢さんなので自分とはかけ離れた役。マナー講座に通うおうかと思っているぐらい」と笑顔で語り、一方の貧しい母子家庭に育った緑川萌役の新妻聖子は、「萌はコップにつばを吐いちゃうとか、すごいことをする。この役をやらなければ、一生この口から出ないようなセリフもあったり。演じる醍醐味がつまった役だと思います」とコメント。

同じ舞台で同じ役を演じる機会も多かった笹本と新妻だが、意外にも共演は今回が初めて。ふたりは1度だけイベントで一緒に歌ったことがあることを明かしながら、笹本は、「ほんの3、4小節歌っただけですが、私の不安定なところを補ってくれた」と相性のよさを語り、新妻は、「ふたりでハーモニーを重ねるのは楽しかった。先日オリジナル曲のデモ音源をいただいたばかりだが、ふたりの声が重なったら素敵な曲になると思う」と期待をのぞかせた。

原作者の一条ゆかりは、「自分の中で思い入れの強い作品。キャストのみなさんが、すごくよく似ていたので安心した。おまかせするので、存分にやってください」とエールを贈り、演出の寺崎秀臣は、「この舞台はミュージカルではありません。ですが、ふたりがオリジナル曲を歌いますし、それ以外でも劇中でポップスやオペラの曲を歌う場面もあると思いますので、楽しみにしてください」と公演をアピールした。

公演は12月1日(水)から19日(日)まで、東京・シアタークリエにて。チケットの一般発売開始は10月2日(土)より。なお、チケットぴあでは、インターネット先行先着「プリセール」を9月23日(木・祝)11:00より受付。

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