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電話やメール、インターネットでのコミュニケーションを題材にした文章作品を一般公募するNTT西日本の“コミュニケーション大賞”の公式サイトが10月1日にリニューアルされ、前回の優秀作品が人気声優たちの朗読ドラマとなって公開されることになった。

平野綾の写真

朗読ドラマを担当するのは、『涼宮ハルヒの憂鬱』のハルヒ役などを務める平野綾、『情熱大陸』『トリビアの泉』などのナレーションを務める窪田等の2人。平野綾は第7回のグランプリ作品「10円玉の詰まった巾着」の朗読を担当。感動作品「10円玉の詰まった巾着」を情感たっぷりに読みあげ、作品から想起した自らの両親とのエピソードをも語っている。電話での会話が生みだしたかわいい親子喧嘩からは、平野綾の人なつっこさと家族思いの素顔が垣間見える。窪田等は最優秀団体賞受賞校・兵庫県立三田祥雲館高校の作品「野球の仲間」を担当した。

また、同じく人気声優の鈴村健一（『仮面ライダー電王』のリュウタロス役）、高山みなみ（『名探偵コナン』の江戸川コナン役）の2人は、公式サイトの中で別の作品の朗読を担当している。他にも公式サイトでは、作家の重松清が作品を題材にして、日常的なコミュニケーションの中から「感動を生むエピソード」の切り出し方を解説するコミュニケーション講座を開設する。

NTT西日本コミュニケーション大賞は2003年よりスタートし、第7回までに約4万作品の応募があった。第8回「NTT西日本コミュニケーション大賞」では、“聞かせて、電話とブロードバンドと、あなたのこと。思いがつながる、ちょっといい話。”をテーマに、2011年1月19日(水)まで公式サイトにて作品を募集する。重松清、井筒和幸、岡本真夜の3人が審査員を務める。

• NTT西日本コミュニケーション大賞公式サイト