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「ずっといましたよ」小泉今日子が映画『マザーウォーター』でシリーズ初参加も存在感を発揮
2010年10月22日 10時18分 [邦画]
映画『マザーウォーター』完成披露試写会の模様

小林聡美と小泉今日子が初共演した映画『マザーウォーター』の完成披露試写会が21日に都内で行われ、小林、小泉のほかに加瀬亮、市川実日子、永山絢斗、光石研、もたいまさこと松本佳奈監督が登壇した。

『マザーウォーター』画像ほか

映画は、『かもめ食堂』『めがね』『プール』に続く、特別な事件が起きるわけでもなく、そこにいる人たちの間にゆったりと流れる時間を描いたプロジェクトの第4弾。京都を舞台に、ウィスキー・バーを構えるセツコ(小林)、コーヒー店を営むタカコ(小泉)、豆腐を売るハツミ(市川)ら男女7人の日々を描いた作品。

初めてこのチームに加わった小泉は撮影について「今までずっといましたよって顔で参加しました。共演したことのある方も多かったので、違和感も感じなかった」とコメント。全てのシリーズ作に参加しているもたいが「前から出てたような感じで、楽しい現場だった。小泉さんなんてずっと仕切ってた感じよね」と絶賛すると、小泉は「ヘルシンキ(『かもめ食堂』の舞台)からいました」と笑顔でジョークを飛ばし、同じく初参加の永山も「こんな素敵なキャストの中に僕が入っていいのか心配でしたが、どうにか…」と苦笑交じりで撮影を振り返った。また、京都では実際に営業している店で撮影が行われたため、銭湯“オトメ”の店主を演じた光石は「最後のほうは(撮影で使用した店の)ご主人と一緒に公園でお昼を食べるようになりました」と笑顔を見せた。

最後に小林は「今までの映画の中でもセリフが少ない作品で、京都の風景とせりふの合間に感じるところがあったり、心に残るセリフが人それぞれあるとおもうので、楽しんでほしい」と映画をPRした。

『マザーウォーター』
10月30日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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