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いま世界が最も熱い視線を注ぐ指揮界の超新星アンドリス・ネルソンスが今秋ついに日本デビュー。11月のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演(11月1日・2日・5日)で指揮をする。
1978年ラトヴィア生まれのアンドリス・ネルソンスは、同郷の世界的指揮者マリス・ヤンソンスのもとで研鑽を積み、2008年からはバーミンガム市響の首席指揮者を務めるなど、いま世界が最も期待する若手指揮者だ。現在31歳ながら、すでにウィーン国立歌劇場、コヴェント・ガーデン、メトロポリタン・オペラ、バイロイト音楽祭など、クラシック音楽界の最高峰の舞台で活躍中。
また今月には、オーケストラ界の二大巨頭、ベルリン・フィルとウィーン・フィルの公演にも鮮烈デビューを飾ったばかり。10月14日〜16日のベルリン・フィルの定期演奏会、そして24日のウィーン・フィルのソワレ・シリーズを指揮。超満員の観客からスタンディング・オベーションを受け、各地元紙の公演評でも絶賛を博した。
今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのアンドリス・ネルソンスの待望の日本デビューは、ウィーン・フィル来日公演で実現。11月1日(月)のサントリーホール公演、2日(火)の川口総合文化センター リリア公演、5日(金)のミューザ川崎公演で、モーツァルトの交響曲第33番、ドヴォルザークの「新世界より」などを指揮する。
・アンドリス・ネルソンス公演評
「ネルソンスは、流れるような自由なテンポで、熟練のオペラ指揮者として振る舞い、普段とは違う声音をオーケストラから引き出した」 ――Tagesspiegel紙(ベルリン、10月15日)
10月14日・15日・16日 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 定期公演(ベルリン・フィルハーモニー)
アルバン・ベルク:バイオリン協奏曲(独奏=:バイバ・スクリデ)
ショルタコーヴィチ:交響曲第8番
「バイロイト、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル日本ツアーと、彼のキャリアは今やとどまるところを知らない(中略)… レナード・バーンスタインを髣髴とさせる動きと魅力的な笑顔に、ウィーン・フィルも美しい音楽で応え、「新世界より」では、指揮台の上の熱い思いそのままのフォルティシモを響かせた」―― Die Presse紙(ウィーン、10月25日)
10月24日 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(ウィーン・ムジーク・フェラインザール)
モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調 K319
アンリ・トマジ:トロンボーン協奏曲(トロンボーン:ディートマル・キューブルベック)
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 B178「新世界より」
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