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ハナレグミ全国ツアー最終公演で3時間熱唱!
2010年11月15日 11時45分 [J-POP・ROCK]
ハナレグミ
ハナレグミ

全国6か所8公演を巡るハナレグミのツアー『うたう』の最終公演が11月5日、Zepp Tokyoにて行われた。

ハナレグミのチケット情報

エスニック調のカラフルな敷物がステージ上に敷かれ、白熱灯の様な暖色系の照明があちこちに垂れ下がり、まるで家の中に仲間を呼んで演奏しているかの様な雰囲気の中、幕を開けた。短髪のイメージがあるハナレグミだが、この日は長髪に帽子姿で登場。1曲目の『音タイム』を静かに弾き始めると、会場は一つにまとまり、待ち兼ねていたその歌声に聴き入る。そして、2コーラス目からバンドが勢いよく加わると、観客から大きな歓声が上がり、一気に会場が熱くなった。

楽曲は昨年6月に発売したアルバムだけに限らず新旧織り交ぜた構成。『踊る人たち』で「ハイリハイリフレ〜♪」と会場と一緒に歌ったり、「(本ツアーにギターとして参加した)おおはた雄一くんとぴったり寄り添って歌うコーナー」ではボブ・ディランの『Don't Think Twice,It's All Right』をカバーした。弾き語りコーナーでバラード『あいのこども』をしっとりと歌い上げたかと思えば、カーティス・メイフィールドの『PEOPLE GET READY』で会場全体を揺らし、そして『Jamaica Song』ではレゲエ・マナーで会場を盛り上げる。観客は笑ったり、涙を浮かべたり、1つのライブでたくさんの感情を味わった。

アンコールでは、本人が「こっから長いですからね(笑)」という通り、お馴染みの『サヨナラCOLOR』から始まり、児玉奈央へ提供した新曲『SPARK』などを含め7曲を演奏した。ダブルアンコールは弾き語りで『光と影』を披露。途中涙を流す観客を見つけたのか曲間で一瞬演奏を止め、「まぁ、泣きなさんな」と声を掛ける場面も。ツアータイトルの『うたう』に相応しい、濃密な3時間となった。

なお、ハナレグミは宮城・Zepp Sendaiにて2011年2月10日(木)に公演を開催する。また、おおはた雄一は11月26日(金)と12月17日(金)、児玉奈央は12月3日(金)に単独公演を控える。

<セットリスト>
1.音タイム
2.あいのわ
3.踊る人たち
4.愛にメロディ
5.レター
6.ヒライテル〜Three little birds
7.Don't Think Twice,It's All Right
8.あいのこども
9.PEOPLE GET READY
10.360°
11.Jamaica Song
12.…がしかしの女
13.あいまいにあまい愛のまにまに
14.大安
15.明日天気になれ
<アンコール>
1.サヨナラCOLOR
2.塀の上で
3.SPARK
4.ボク・モード キミ・モード
5.心空
6.家族の風景
7.ハンキーパンキー
8.光と影

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