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小山慶一郎主演の舞台『0号室の客〜帰ってきた男〜』が11月13日に幕を開け、開幕に先立ち小山をはじめ波瑠、安藤聖ら出演者の会見が行われた。

『0号室の客』の公演情報

本作は2009年に放映されたドラマ『０号室の客』の第５話『戦わない男』のその後の話を舞台版として綴るもの。ドラマ版の主演である小山や“キング”役の安藤聖、また脚本の石原健次、演出のゴジゲン・松居大悟のドラマコンビが続投することでも話題だ。爪や髪の毛といった遺伝子を入れると人間の評価が割り出されるエアシューターを完備したHOTELPOINTの0号室で、かつて19点という最低点を叩き出した元ニートの重人（小山）はキング（安藤）とともにこの部屋で謎の男・滝川（堀部圭亮）にナイフを突きつけられる。陰謀渦巻く0号室で、重人は本当の自分に向き合うことができるのか？

初日を迎え「アドレナリンが出て興奮しています」と話す小山は、「ドラマの時は僕と安藤さんのふたりでやらせていただきましたが、今回はキャストも増えてパワーアップしています」とアピール。舞台版はドラマに比べコメディ色が強くなったとのことで、小山が「苦労しました。お笑いに厳しいメンバーも多いので。（そこは）テンポを感じながら」と語ると、安藤も「コントっぽくないところと本筋に戻る切り返しが難しくて。いろいろ話し合って決めていった感じで。（この座組は）楽しいですよ」と返す。一方、堀部はコメディ色が強いという話を受けて「（とはいえ）すごくセンシティブなところがいっぱいあるので、（この舞台は）神経を使います」と年長者らしく気を引き締め、重人の初恋相手で人妻役の波瑠は皆から「初舞台なのに落ち着いている」と言われ、「いえいえテンパってます。今までこんな体験をしたことがないので、（開幕が）楽しみです」と初々しさを見せた。

東京公演は12月5日(日)まで東京グローブ座にて、大阪公演は12月17日(金)から20日(月)までサンケイホールブリーゼにて。チケットはいずれも発売中。

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