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“ロミオとジュリエット”ほか、想像力を刺激するテーマが並ぶ読売日響の2011-2012シーズン
2011年01月19日 16時33分 [オーケストラ]
シルヴァン・カンブルラン
シルヴァン・カンブルラン

パリ・オペラ座などで活躍してきた世界的指揮者シルヴァン・カンブルランを昨年4月より常任指揮者に迎えて、新たな船出をきった読売日本交響楽団。その2011-2012シーズンのプログラムが発表された。

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4月よりスタートする2011-2012シーズンでは、常任指揮者2シーズン目を迎えるシルヴァン・カンブルランが4月・9月・11月に、正指揮者の下野竜也が7月・10月・12月・2012年1月に登場。そのほか、チェコの巨匠ズデニェク・マーツァル(5月)、ウィーン国立歌劇場ほかで活躍中のパオロ・カリニャーニ(6月)、エストニアの鬼才オラリー・エルツ(10月)、ロシアの練達ワシリー・シナイスキー(7月)、今年70歳を迎える秋山和慶(12月)、ドイツで飛躍を遂げた上岡敏之(2012年1月)、ミネソタ交響楽団の音楽監督を務めるオスモ・ヴァンスカ(2012年2月)、そして御年87歳の大指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(2012年3月)がタクトをふるう。

「今年の『ペレアスとメリザンド』に続いて、新シーズンは『ロミオとジュリエット』をテーマに、ベルリオーズ、チャイコフスキー、プロコフィエフの作品を取り上げます。“愛と死と喜び”という普遍性を内包したロマンティシズムを、それぞれの作曲家たちがどのように描いたか、興味は尽きません。またフランス人の私にとっては欠かせないラヴェルの作品、それから「海をめぐる人と自然」「ボヘミアの歴史と人」といった物語性豊かなテーマの作品にもご期待ください」と昨年11月に都内で行われた記者会見で語ったシルヴァン・カンブルラン。聴き手の想像力を喚起する刺激的なプログラムで、読売日響に新たな息吹を呼び込んだ名匠の手腕は、新シーズンも存分に発揮されそうだ。

また、こちらも巧みな選曲で高く評価されている正指揮者の下野竜也。「就任以来、地味に続けているドヴォルザークとヒンデミットのシリーズはまだまだやります! それから出来るだけ取り組みたいと思っている邦人作品。2009年に芥川也寸志先生、黛敏郎先生の作品を取り上げましたが、今回は同じ“三人の会”の團伊玖磨先生。その最後の交響曲第6番『広島』を、ジョン・アダムズの問題作『ドクター・アトミック・シンフォニー』(※日本初演)との組み合わせでお届けします。また年末恒例の第九。隣でマエストロ・カンブルランが“Good Luck”と仰いましたが(笑)、そうありたいと思っています」と意気込みを語った。

シルヴァン・カンブルラン、下野竜也を中心に、プログラミングの妙が光る読売日本交響楽団の2011-2012シーズンは、4月よりスタート。サントリーホール定期演奏会、サントリーホール名曲シリーズ、オペラシティ名曲シリーズ、オペラシティ・マチネーシリーズ、みなとみらいホリデー名曲シリーズを展開する。なお従来の東京芸術劇場名曲シリーズ、東京芸術劇場マチネーシリーズは、劇場改修工事に伴い、東京オペラシティに移しての開催となる。

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