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「強い思い入れのある作品」堀北真希『白夜行』を力強くアピール
2011年01月19日 17時58分 [舞台挨拶]
堀北真希

東野圭吾の代表作を映画化した『白夜行』のプレミア試写会が19日に都内で行なわれ、主演の堀北真希、高良健吾、船越英一郎らと深川栄洋監督が登壇した。

マスコミ向けフォトセッションの模様

『白夜行』は、迷宮入りした殺人事件の容疑者の娘と被害者の息子を軸に、ふたりの周辺で起こる不可解な出来事と事件の真相を探る刑事を描いたミステリー。

本作は先日、世界3大映画祭のひとつである第61回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に日本から正式出品されることが発表されたばかり。堀北は「最初は信じられない思いでいっぱいでした。とても光栄なことで、この役に挑戦させていただけて本当に感謝しています」と笑顔を見せ、高良は「現場ではいろいろと悩みましたが、映画自体が評価され、映画祭で日本以外の人たちに観てもらえるのはとてもうれしい」とコメントした。

事件を追い続ける刑事を演じた船越は「サスペンスやミステリーは人間の見せたくない闇や絶望を見せる宿命がある。この作品も最後まで光は見えず白夜のように文字通り終わってしまうのですが、だからこそ映画を観たみなさんがこの作品からいろいろなことを受け取って光を見つけてほしい」と語りかけた。最後に堀北は「どう主人公の雪穂を表現し、どうメッセージを伝えようかと考えた難しい役で、答えはどこにあるのか日々葛藤した強い思い入れのある作品」と内に秘めた力強さをのぞかせた。

『白夜行』
1月29日(土)全国ロードショー
(C)2011映画「白夜行」製作委員会

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