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韓国ピアノ界期待の16歳、チョ・ソンジンが緊急来日。3月に全国8都市で開催される「東芝グランドコンサート30周年記念 チョン・ミョンフン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団」へのソリスト出演に先駆けて、1月25日に十字屋ホール(東京都)にて記者会見を行った。

1994年ソウル生まれのチョ・ソンジンは、現在ソウル芸術高等学校で学ぶ16歳。2009年の第7回浜松国際ピアノコンクールで史上最年少優勝。「桁外れの巨大な才能」と絶賛する同コンクール審査委員長の中村紘子をはじめ、著名アーティストたちがその才能を賞賛する、いま注目のピアニストだ。

記者会見で「目標とするピアニストは？」との質問に「人の心を強く動かせる演奏が好き。例えばサンソン・フランソワやラドゥ・ルプーが憧れのピアニストです」と答えたチョ・ソンジン。生演奏ではショパンのノクターン作品9-2ほかを披露。作品の内奥にある物語性を情感たっぷりに描き、弱冠16歳とは思えない大器の実力を窺わせた。

「尊敬するチョン・ミョンフン先生と日本で共演できて嬉しいです。世界的に有名なチェコ・フィルとの共演もとても光栄に思っています」と3月の「東芝グランドコンサート30周年記念」に向けて抱負を語る彼。世界的な巨匠とオーケストラとの共演で、さらなる才気溢れる演奏に期待も高まる。

チョ・ソンジンが出演する「東芝グランドコンサート30周年記念 チョン・ミョンフン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団」は、3月10日(木)のシンフォニーホール(大阪府)を皮切りに、全国8都市で開催(※チョ・ソンジンの出演は大阪・福岡・広島・東京公演のみ)。

◆東芝グランドコンサート30周年記念
　チョン・ミョンフン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
3/10(木) 大阪／ザ・シンフォニーホール *
3/11(金) 福岡／福岡シンフォニーホール *
3/12(土) 広島／広島ALSOKホール *
3/13(日) 東京／サントリーホール 大ホール *
3/16(水) 金沢／石川県立音楽堂 コンサートホール
3/17(木) 名古屋／愛知県芸術劇場 コンサートホール
3/18(金) 仙台／東京エレクトロンホール宮城
3/19(土) 川崎／ミューザ川崎シンフォニーホール

*チョ・ソンジン出演

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