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世界的テノール、プラシド・ドミンゴが、被災者への祈りを込めて「ふるさと」を熱唱!
2011年04月11日 17時50分 [オペラ・声楽]
プラシド・ドミンゴ
プラシド・ドミンゴ

「三大テノール」のひとりとして知られる世界的オペラ歌手、プラシド・ドミンゴが、4月10日にNHKホール(東京都)でコンサートを開催。アンコールでは東日本大震災の被災者に向け、日本語で「ふるさと」を熱唱した。

「プラシド・ドミンゴ コンサート イン ジャパン」チケット情報

震災が起きた3月11日はワシントン・オペラで『蝶々夫人』の指揮をしていたというドミンゴ。「公演後にホテルへ戻ってから、震災が起きたことを知りました。日本にとって、世界中にとって大変悲しい出来事です」と沈痛な表情で語った。

震災による福島原発事故の影響で多くの海外アーティストが来日を中止するなか、「私は自分のやるべきことをするだけ。音楽を届けることで少しでも力になれれば…… 来ないつもりは全くありませんでした」と来日を決意したことを告白。「音楽では、そんなに大層なことは出来ないと思いますが、音楽を聴いている間は、少しでも悲しい出来事を忘れることができるのではと信じています」と語ったドミンゴは、4月10日のコンサートでオペラ・アリア、イタリア歌曲の名曲のほか、アンコール6曲を披露。東日本大震災の被災者への祈りを込めて日本語で歌われた「ふるさと」では、ファンも一体となった大合唱が巻き起こり、会場中が温かい感動で包まれた。

ロサンゼルス・オペラの友人とともに義援金を寄付することを明かしたプラシド・ドミンゴ。最後に「実は私や私の家族も、ちょうど25年前(1986年)のメキシコ地震の際、親しい人たちを亡くしているので、皆さんがどのように感じているか非常によく分かります。被害にあわれた方々のことを思うと、本当に言葉では言い表せません。でも、いつの日か、強い気持ちで立ち直れる日が必ずくると信じてください」と熱いメッセージで締め括った。

プラシド・ドミンゴの来日公演「プラシド・ドミンゴ コンサート イン ジャパン」は、4月13日(水)にサントリーホール(東京都)でも開催される。

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