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9月17日より公開となる韓国映画『アジョシ』の特別試写会舞台挨拶が8月30日、東京・新宿バルト9で行われ、主演のウォンビンとキム・セロン、イ・ジョンボム監督が登壇した。
同作は、世の中に背を向け、質屋としてひっそりと暮らすテシク(ウォンビン)が、唯一心を通わせている少女・ソミを守るために犯罪組織と闘う姿を描いた作品。
会場を埋めたのはウォンビンのファンクラブ会員約430名。昨年11月のファンミーティング以来の再会とあり、先立って行われた記者会見時より、ウォンビンは笑顔が多く、「久しぶりに『アジョシ』でお会いすることになりました。たくさん日本に来て、皆さんにお会いしたいんですけど、なかなか来れず、間があいてしまい非常に申し訳ないという気持ちが大きいです。今日はお忙しい中、足を運んでくださって本当に感謝しています」と挨拶。キム・セロンは「日本に来たのは初めてですが、本当に来ることができて嬉しいです。一生懸命撮りましたので、皆さん楽しんで観てください」と可愛らしくコメントした。
ウォンビンは同作について「ありがたい作品」とし、「韓国で本当にたくさんの方に愛された映画。いい作品に巡り合えたからこそ、日本の方たちにもお見せする機会もできて、とても嬉しく思っています。心の触れ合いや通い合いを描いた作品」と語った。そして、イ・ジョンボム監督はふたりについて「セロンさんはまだ幼いですが、成熟した感情を表現できる女優だと思ってキャスティングしました。ウォンビンさんは男らしい魅力と、小さな少女と心を通い合わせることのできる魅力やルックス、感情、気持ちを備えた方なので、この映画に合う俳優だと思いました。ふたりの素晴らしいハーモニーによって完成されたと思っています」と振り返った。
また、ファンから「ソミのような立場になったら」と問われると、ウォンビンは「すべてを懸けて守ってあげたいという気持ちです。でも、その前に僕が死んでしまうのではないかな(笑)」と弱腰な回答。会場は温かな笑いに包まれた。また、劇中でふたりを繋ぐ役割を果たすMP3については、「実際に曲は入っていなかったので、聴いている演技をしました。(曲が入っていなくて)実は僕もとても気になっていたんです」とコメント。するとイ・ジョンボム監督は「日本でこの質問を受けるのはとても感慨深いです。実は、MP3の中には日本のミュージシャンであるFree TEMPOの楽曲『Sky High』が入っているという想定でした。この曲は、まさに『アジョシ』のエンディングを浮かべるのに決定的な役割を果たした、インスパイアされた曲だったんです」と思わぬ撮影秘話を打ち明けた。
最後に、ウォンビンは「『アジョシ』が皆さんとって、新しい映画になってくれたら嬉しいです。観終わったら、まわりの方に“『アジョシ』良かったよ”と伝えてくだされば嬉しいです」と舞台挨拶を締めくくった。
映画『アジョシ』は9月17日(土)より全国ロードショー。
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