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独創的なギリシャ神話の世界を舞台に壮絶な神々の戦争を描く3Dアクション・スペクタクル大作『インモータルズ -神々の戦い-』。その日本語吹替え版で“知恵の女神”アテナ役を務めた優木まおみが、ハリウッド実写映画初のアフレコや圧倒的な映像美の感想を語った。
本作は、『ザ・セル』('00)『落下の王国』('06)などのアート派の名匠ターセム・シン監督と『300 <スリーハンドレッド>』('07)の製作チームによる大作で、優木が任されたキャラクターはオリンポスの神々の1人、アテナ役。ハリウッド実写映画初アフレコの優木は、「人間なら取り乱してしまうような状況の言葉でも、やはり神なので常に堂々としていることが課題でした(笑)」と“神”役を演じた感想を吐露。また、「私には武闘派の要素がなくて、争うくらいなら自分から折れます(笑)」という平和主義の優木は、戦士でもあるアテナ像について、「アテナはかなり強い戦士という設定なのでカッコいいと思いました! そこにも注目ですね!」と憧れの眼差しも向けていた。
日本人にはなじみが薄いギリシャ神話がモチーフのストーリーについては、「最初は難しい話かなあと心配しました」と優木自身も及び腰だったものの、「言葉よりも映像で表現して語っていくタイプの映画なので、物語は後から頭に入ってくる感じがしました。一度ギリシャ神話ということを置いておいて、映像がきれいなアクション・ムービーとして観てもらえれば、とても楽しいですよ」と優木流の視点で本作を大推奨! 話題のバイオレンス描写についても、「神々の戦いといってもリアルな戦争映画ではないですし、残酷なシーンもありますが、残忍というよりはむしろ爽快系! 基本的にファンタジーなので、『ハリー・ポッター』のような感覚で楽しめると思います!」と女性に優しい映画とも補足した。
プライベートでは恋愛映画をよく観るという優木は、ハリウッドの超一流スタッフによって放たれた神々の肉弾戦バトルに圧倒されたようで、「特にクライマックスの畳み掛けるような展開がメチャクチャすごかったです!」と興奮して鑑賞したとか。「アフレコの時は映像が飛び出さなかったのですが、演技しながらも3Dの迫力がスゴそうだなと思っていました。これは劇場で観てほしい作品です!」と最後に本作のスケール感をアピールした。
取材・文・写真:鴇田崇
『インモータルズ −神々の戦い−』
11月11日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
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