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音楽監督ユベール・スダーンのもと、洗練された音楽作りで高い評価を得ている東京交響楽団。その2012-13シーズンのテーマが「マーラー・リーダー(歌曲)・プロジェクト」に決定した。
ユベール・スダーンの音楽監督就任以降、モーツァルト(2005、06年)、ハイドン(2007年)など、シーズン毎にテーマを設け、明確なコンセプトと洗練された音楽作りで、国際レベルに通用するオーケストラとして高く評価される東京交響楽団。今年4月から始まる2012-13シーズンでは、マーラー・リーダー(歌曲)・プロジェクトをテーマに、20世紀を代表する作曲家グスタフ・マーラーの歌曲をほぼ全網羅するプログラムが並ぶ。
「マーラーは指揮者であり、同時に20世紀初頭をリードする作曲家であったことは、彼の交響曲によってよく知られています。それが、私が彼の“魔法の詩の世界”に耳を傾けるきっかけとなりました。新シーズンは、マーラーの歌曲のほぼ全ての作品を楽しんで頂ける、またとない機会となるでしょう」と音楽監督ユベール・スダーンは抱負を語る。
東京交響楽団2012-13シーズンは4月よりスタート。サントリーホール、東京オペラシティ コンサートホール、横浜みなとみらいホールで定期演奏会ほかが開催される。各公演のチケットは1月12日(木)より順次一般発売開始。
■東京交響楽団 2012-13シーズンで取り上げられる マーラーの歌曲と歌手陣(登場順)
4月 / 子供の不思議な角笛エルツェ
(Br.トーマス・バウアー)
5月 / 大地の歌
(Ms.ビルギット・レンメルト、Ten.イシュトヴァーン・コヴァーチハーズィ)
7月 / さすらう若人の歌
(Br.ヴォルフガング・ホルツマイア)
10月 / リュッケルトによる5つの詩
(Br.ローマン・トレーケル)
11月 / 若き日の歌
(Br.ロディオン・ポゴソフ)
12月 / 子供の不思議な角笛
(Sop.クリスティアーネ・エルツェ)
2013年2月 / 亡き子をしのぶ歌
(C-Alt.ナタリー・シュトゥッツマン)
2013年3月 / 嘆きの歌
(小林沙羅、星川美保子、小川明子、富岡明子、青柳素晴、甲斐栄次郎)
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