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渡部秀、『里見八犬伝』で初舞台に挑む
2012年08月06日 16時30分 [演劇]
渡部秀 (撮影:源賀津己)
渡部秀 (撮影:源賀津己)

江戸時代から語り継がれる壮大なスペクタクル『里見八犬伝』が、AAAの西島隆弘らのフレッシュなキャストを得て舞台化される。『里見八犬伝』はこれまで舞台、映画、ドラマなど数々に作品化、翻案化されているが、中でも有名な映画版(1983年)の監督を務めた故深作欣二の息子・深作健太がこの舞台の演出を手掛けることでも話題だ。若手ながら経験豊富な実力派揃いの八犬士中、唯一初舞台となるのが犬川荘助役の渡部秀。『仮面ライダーオーズ』などで人気上昇中の注目株に話を聞いた。

『里見八犬伝』公演情報

「深作さんは昔特撮モノに関わっていらしたそうで、『オーズ』での僕のアクションとかを見て声を掛けてくださって。そのきっかけもですし、舞台もいつかやりたいと思っていたのですごくうれしかったです! 舞台経験豊富な方たちの中で全く初めてなのは僕だけですけど、こうして役をいただいたからには全力で挑みたい。ずっと舞台をやって来た方にも負けたくないです!」。

犬川荘助は主役・犬塚信乃(西島)と行動をともにし、主従関係にありつつも親友の間柄。だが彼に対して嫉妬混じりの複雑な感情を抱えており、ひとりの女性・浜路(森田彩華)を巡って火花を散らす場面も。

「初舞台でこんな感情の起伏のある役をやらせていただくのはすごいチャレンジ。荘助の柱としてある“誠実さ”を大事に演じたいですね。初舞台ですが『オーズ』のときにとにかくたくさんイベントをやったので、たくさんの人に生で見られることは慣れてるんです。ただ人前でちゃんと演じることは初めてなので、やっぱり緊張しますね。それにイベントと違って、お客さんに“どれぐらい芝居できるんだろう?”って試される感覚がある。そうした中でちゃんと結果を残したいです」。アクションも大きな見どころのひとつ。「殺陣の稽古を個人的に始めてます。僕スポーツは得意なんですけど……ナメてましたね、殺陣を。すごく難しい。筋肉の使い方が全然違うし、動きの中に感情も込めないといけないし。でも殺陣はこの作品のメインでもあると思っているので、頑張りますよ!」。

ちなみに荘助ら八犬士たちはそれぞれに霊力を持つ8つの玉を持つ。その玉には文字が一文字ずつ刻まれているのだが(荘助は「義」)、渡部に「自分を一文字で表すと?」と尋ねると、「炎」との答え。「お話いただいたときから、この舞台に燃えてます!」。若き八犬士たちの熱いぶつかり合いが楽しみだ。

東京・新国立劇場 中劇場にて11月16日(金)から26日(月)まで上演。チケットは8月25日(土)より一般発売。チケットぴあでは、プレイガイド独占最速先行・いち早プレリザーブを8月8日(水)11時まで、インターネット先行抽選・プレリザーブを8月7日(火)11時から13日(月)11時まで受付。大阪公演あり。

取材・文:武田吏都

チケットぴあ

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