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韓国出身の男性5人組ボーカル・グループ、B1A4(ビーワンエーフォー)が1月30日、神奈川・横浜アリーナで日本1stコンサート(2か所4公演)の最終公演を行った。
最終日を迎え、メンバーの気合も十分。日本デビュー曲『Beautiful Target -Japanese ver.-』をスタートに、『Bling girl』『Chu Chu Chu』『おやすみGood night』などの韓国楽曲の日本語バージョンや、日本オリジナル曲『Tipping point』『Empty Mind』『Beautiful Lie』などアンコール含め全24曲を熱唱した。
ドラマ仕立てで構成されたソロ・コーナーでは、歌手を目指す練習生というシチュエーションを日本語のセリフで熱演。ストーリーに合わせ、サンドゥルが『片想い』で伸びやかなボーカルと表現力を、シヌゥが『With me』でセクシーなダンスを見せるなど、それぞれの個性あふれるステージで観客を魅了した。
トークもすべて日本語で行ったが、最後の挨拶では今の率直な気持ちを伝えるためにあえて韓国語でファンに感謝を述べた。これまでの公演では日本語で綴った手紙を読み上げてきたバロだが、この日だけはサプライズとしてスケッチブックを手にして登場。「未熟な僕たちをいつも応援してくれて、ありがとう。離れていても心はいつも一緒です。そして大切なメンバーたち、B1A4はこれからだから、もっと頑張ろう、ダイスキ!」と、直筆のメッセージを1枚ずつめくりながら涙とともに伝えると、メンバー全員がバロを抱きしめ、感動の涙を共有した。
アンコールでは、1曲目の『Only One』が始まると、アリーナ席の客席にグリーンのペンライトが灯りだし、巨大な「B1A4」の文字を浮かび上がらせるというファンからメンバーへ逆サプライズも。メンバーたちはステージからその文字を見て感動を噛みしめていた。そして、すべてのプログラムが終了し、エンディング映像が流れ出したが、ファンは席を立たずに声援を送り続けていると、この思いに応えてメンバーはダブル・アンコールで登場。B1A4の初ライブは、ファンとメンバーたちの熱い気持ちと感動が一体となり幕を閉じた。
同コンサートは、1月26日・27日に兵庫・神戸ワールド記念ホール、29日・30日に神奈川・横浜アリーナで開催、全4公演で約3万人を動員した。
取材・文:坂本ゆかり
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