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堺雅人、宮崎弁をスパルタ指導? 「誰よりも厳しかった」と共演者が告白
2013年02月07日 15時32分 [邦画]
(左から)中谷美紀、堺雅人

映画『ひまわりと子犬の7日間』の公開記者会見が6日、都内で開催され、主演を務める堺雅人をはじめ、中谷美紀、でんでん、若林正恭(オードリー)、吉行和子、近藤里沙(子役)、藤本哉汰(子役)、平松恵美子監督が勢ぞろいした。

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本作は実話をベースに、動物管理所に保護された犬の親子と、1匹でも多くの犬の命を救うべく新しい飼い主探しに奔走する職員たちの姿を描いた感動作。舞台となった宮崎県出身の堺は「自分にとっては家宝のような映画。命のふれあいを描いた作品に参加することができて、心からうれしい」と感無量の面持ち。一方、中谷は“宮崎弁”に悪戦苦闘したといい「宮崎弁に関しては、監督よりも方言指導の先生よりも、堺さんが一番厳しかった」と告白し、でんでんも「確かに厳しかったよな」とタジタジだった様子。現場でのスパルタぶりを暴露された堺は、苦笑しきりだった。

また若林にとっては、映画デビュー作となり「初めての映画出演が、こんな素晴らしい作品で光栄。正直、犬は苦手なので、まずは犬に慣れることから始めたが、実際に犬と戯れるシーンは本編でカットされていた」と恨み節も。相方の春日俊彰からは「友情出演の話とかないの?」と共演を迫られたそうだが、「もちろん(春日の出演は)まったくありません」と笑いを誘った。

メガホンを執る平松監督は、山田洋次監督のもとで20年にわたって助監督や脚本家として経験を積み、本作で監督デビュー。松竹での女性監督デビューは、田中絹代監督以来、実に50年ぶりとなる。「作品のテーマは愛情の連鎖。ここにいるキャストの皆さんが、愛情の連鎖を私に教えてくれた」と撮影を振り返った。公開記者会見には、一般から招待した親子に加え、現在幸せに暮らしている保護犬も参加。ひまわりを演じる“女優犬”のイチも駆けつけ、堺は「本当に素晴らしい女優さんでした」とたたえていた。

『ひまわりと子犬の7日間』
3月16日(土)全国ロードショー
※3月9日(土)宮崎先行ロードショー

取材・文・写真:内田 涼

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