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役所広司、村治佳織も参加!8人の人気作曲家による震災復興支援プロジェクト「魂の歌」が始動
2013年02月12日 17時55分 [オーケストラ]
左から岩代太郎、役所広司、池辺晋一郎、村治佳織、村松崇継、山下康介
左から岩代太郎、役所広司、池辺晋一郎、村治佳織、村松崇継、山下康介

岩代太郎ほか8人の人気作曲家らによる東日本大震災復興支援・音楽プロジェクト「魂の歌」の記者会見が、2月7日に都内で行われた。

「魂の歌〜東日本大震災復興支援・音楽プロジェクト〜」Spiritual Songs CD発売記念コンサートの公演情報

本プロジェクトは、映画『レッドクリフ』などの音楽を手がけた岩代太郎が発起人となり、池辺晋一郎、大島ミチル、菅野祐悟、千住明、村松崇継、山下康介、渡辺俊幸の総勢8人の作曲家や、俳優の役所広司、作家の重松清、ギタリストの村治佳織、女優の風吹ジュンらが参加。完全書き下ろしのフルオーケストラ曲を収録したCDを発売し、記念コンサートも開催。プロジェクトの収益金は東日本復興支援のために寄付される。

発起人の岩代太郎は「震災発生直後は、こんなときに作曲家は何の役にも立てないのか、と忸怩たる思いを抱いていました。そんな中で(色々な方の声に背中を押されて)この企画に思い至り、皆さんに声をかけさせてもらいました」とプロジェクトの経緯を語った。

本プロジェクトの楽曲制作にあたっては、リクエストが3つあったという。ひとつは、オーケストラ業界にとって財産になるような芸術性と、ひとりでも多くの方の心に届けられる大衆性、この両者のバランス。次に、できるだけ通常の楽器や編成であること。最後に、演奏時間が約5分程度であること。このリクエストには「これから末永く各地の演奏会で取り上げてもらえる楽曲になることで、継続した復興支援に繋がって欲しい」との願いが込められている。

記者会見には作曲家陣に加えて、役所広司と村治佳織も登壇。CDで重松清の詩文を朗読した役所広司は、震災以降、被災地にも赴き、子どもたちの心のケアなどの支援活動にも参加してきた。「俳優として誇らしい仕事をさせてもらいました。重松さんの詩を読み、村治さんのギターを聴いて、本当に感動してしまい、朗読するのが辛くなることもありましたが、内容はとても希望のあるものになったと思います」と振り返る。

また朗読のギター伴奏を担当した村治佳織も「震災から1年経った頃に、陸前高田と気仙沼に足を運びました。自分の目で被災地を見て、復興にはまだまだ時間がかかることを肌身で感じました」とプロジェクトへの思いを語る。

本プロジェクトは、スタッフ、裏方も含めて参加者全員が無償で協力。また、記者会見の司会も岩代の妻でフリーアナウンサーの松本志のぶが務めた。「自分の仕事で家内に力を貸してほしいと頭を下げたのは初めて。夫婦一丸となって頑張っていますので、皆さんもお力添えください」と応援を呼びかけた。

CD『魂の歌〜東日本大震災復興支援・音楽プロジェクト〜Spiritual Songs』は、3月13日(水)に発売(SHOCHIKU RECORDS)。CD発売記念コンサートは、4月16日(火)に文京シビックホールで開催。チケットは発売中。石巻でのコンサートの生中継も予定されている。

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