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ケラ&大倉孝二の演出・主演コンビで、伝説のひとり芝居『ゴドーは待たれながら』を上演
2013年04月08日 17時40分 [演劇]
ナイロン100℃ side SESSION#12『ゴドーは待たれながら』  撮影:引地信彦
ナイロン100℃ side SESSION#12『ゴドーは待たれながら』  撮影:引地信彦

4月6日、東京芸術劇場シアターイーストにて、ナイロン100℃ side SESSION#12『ゴドーは待たれながら』の初日の幕が開いた。

ナイロン100℃ side SESSION#12『ゴドーは待たれながら』チケット情報

この公演は劇団ナイロン100℃の結成20周年記念企画として上演するもの。作家・クリエイター、そしてラッパーとしても活躍するいとうせいこうが、1992年に書き下ろし出版、間もなくきたろうのひとり舞台として初演された伝説の作品だ。演出のケラリーノ・サンドロヴィッチが、この戯曲を上演したいと10年以上にわたり大倉孝二を口説き続け、満を持して今回の上演に至った。

今作は、サミュエル・ベケットの20世紀を代表する戯曲『ゴドーを待ちながら』をオマージュし、待たれている男“ゴドー”をひとり芝居として描いたもの。舞台はとある部屋の中。セットはドアと椅子、大きな木箱と、庭の木。“ゴド―役”の大倉孝二は黒いよれよれのスーツを着ている。こぢんまりした部屋の中、長身の大倉が立つとその存在感が際立ってみえる。ゴドーは自分を誰がどこで待っているのかわからない。どこに向えば良いのかわからない。いつまでたっても部屋から出られない状況を、時にぼやき、時に笑い、時に悶絶する様子を、大倉独特の間合いと愛嬌でみせる。

基本的に大倉のひとり芝居だが、姿の見えない“声”役で同劇場の芸術監督を務める野田秀樹が声の出演をしている。“声”の登場で物語は更に動きだす。はたしてゴドーは待っている者たちのもとへたどり着けるのか、それとも……。

いとうせいこう×ケラリーノ・サンドロヴィッチ×大倉孝二×野田秀樹という、この上ない強力タッグが実現した『ゴドーは待たれながら』。濃密な約2時間をぜひ、劇場で味わってほしい。

■ナイロン100℃ side SESSION#12『ゴドーは待たれながら』
<東京プレビュー公演>2013年4月5日(金)/東京芸術劇場シアターイースト
<東京公演>2013年4月6日(土)〜14日(日)/東京芸術劇場シアターイースト
<大阪公演>2013年4月21日(日)〜22日(月)/ABCホール
<大阪追加公演>2013年4月23日(火)/ABCホール
<名古屋公演>2013年4月25日(木)/テレピアホール
<仙台公演>2013年5月1日(水)/仙台市民会館 小ホール
<盛岡公演>2013年5月3日(金・祝)/盛岡劇場 メインホール
<水戸公演>2013年5月4日(土)・5日(日)/水戸芸術館ACM劇場

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